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前場の日経平均は反発、底堅いアジア株を好感 円安基調も支援

ロイター / 2020年2月19日 12時24分

 2月19日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比165円80銭高の2万3359円60銭となり、反発した。写真は東京証券取引所で2015年8月撮影(2020年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比165円80銭高の2万3359円60銭となり、反発した。アジア株の底堅い動きや、中国で新型肺炎の感染者数の増加が鈍化したことなどが安心材料となったもよう。日経平均は前日大きく下落した反動もあって上昇しやすく、ドル/円の110円乗せをにらんで上げ幅を拡大した。

中国当局が朝方発表した18日の中国本土における新型肺炎の新たな感染者は1749人で、17日の1886人から減少。1月29日以来の低水準となった。

日経平均は反発してスタート。前日大きく下げた半導体関連株や電子部品株が買われ、指数を押し上げた。買い一巡後はしばらくプラス圏で一進一退の動きとなっていたが、前引け前にドルが110.11円まで上昇したことを横目に強含んだ。ドルは節目の110円を付けたことでストップロスを巻き込みながら上昇の勢いを強めたとみられる。

TOPIXは0.54%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9647億円だった。東証33業種では精密機器、ゴム製品、海運などが値上がり率上位に入った。半面、鉄鋼、銀行、非鉄金属などが軟調だった。

きょうの日本株は上昇しているものの、前日の大幅安の反動による自律反発との見方もある。「新型コロナウイルスの国内感染拡大への対策として集客イベントが中止になるなど、ヒトやモノの移動に制限がかかり経済活動が滞る兆しも出てきた。日本株を買う材料は乏しい」(国内証券)との声も聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1507銘柄に対し、値下がりが537銘柄、変わらずが116銘柄だった。

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