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フェイスブック、シンガポール政府のブログ遮断命令に「深い懸念」

ロイター / 2020年2月19日 13時48分

 2月18日、米フェイスブックは、シンガポール政府がフェイクニュース防止法(POFMA)に基づいてブログページへのアクセスをブロックするよう同社に命令したことに「深い懸念」を表明した。写真はブリュッセルで昨年12月撮影(2020年 ロイター/Johanna Geron)

[シンガポール 19日 ロイター] - 米フェイスブック は、シンガポール政府がフェイクニュース防止法(POFMA)に基づいてブログページへのアクセスをブロックするよう同社に命令したことに「深い懸念」を表明した。

シンガポール政府は今週、フェイスブックに対し、ブロガーのアレックス・タン氏が運営するフェイスブックページ「ステーツ・タイムズ・レビュー」が繰り返し虚偽の内容を掲載し、POFMAに基づいた指示に全く従っていないとして、国内でアクセスをブロックするよう命じた。

フェイスブックは電子メールの発表文書で、法的にページへのアクセスを制限せざるを得ないとしたうえで、「このような命令は行き過ぎで、POFMAが検閲の道具として使われることはないという政府の主張と矛盾している」との見解を示した。

さらに「当社はこれまで繰り返し、この法律の適用が行き過ぎたものになる可能性について訴えてきた。これがシンガポールにおける表現の自由を制限する前例になってしまうことを深く懸念している」と強調した。

シンガポール政府はこれまでのところコメントの求めに応じていない。

タン氏のブログは反体制的な内容で知られており、昨年10月に施行されたPOFMAに基づいてこれまでに3回訂正文の掲載を命じられているが、同氏は応じていない。

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