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グーグル、英ユーザーのデータ管轄先をEUから米国に移管へ

ロイター / 2020年2月20日 7時49分

 2月19日、米アルファベット傘下のグーグルは、英国ユーザーの個人データについて、規制の管轄を欧州連合(EU)から米国に移管する計画だ。2019年8月撮影(2020年 ロイター/Stringer)

[サンフランシスコ 19日 ロイター] - 米アルファベット 傘下のグーグルは、英国ユーザーの個人データについて、規制の管轄を欧州連合(EU)から米国に移管する計画だ。事情に詳しい3人の関係者がロイターに明らかにした。

英国のEU離脱に伴う措置で、取り扱いに注意が必要なデータ数千万人分の保護が弱まり、英司法当局がこれらのデータを今までよりも入手しやすくなる。現在は世界で最も厳格にプライバシーを保護しているEUの「一般データ保護規則(GDPR)」が適用されている。

グーグルは英国ユーザーに対して、規制管轄地域の変更を含めた新サービスの条件に承諾を求める方針。関係者の話では、EUを離脱した英国が、GDPRを採用するか別の個人情報保護ルールを策定するか不透明なことから、データ移管を決めた。

新たな管轄先となった米国では、最近成立した法令に基づいて英当局が米IT企業からデータを集めるのが、GDPRに比べて簡単になるという。

さらに米国は、消費者団体から要望が出ているにもかかわらず、現在も全国的なプライバシー規制が導入されておらず、主要国で最も個人情報の保護が脆弱な国の1つだ。

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