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訂正-ドコモ、5Gサービスを25日に開始 データ無制限キャンペーンも

ロイター / 2020年3月19日 11時22分

 NTTドコモは18日、次世代通信網「5G」のサービスを25日に始めると発表した。写真は東京ゲームショー会場。昨年9月千葉県で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 18日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>は18日、次世代通信網「5G」のサービスを25日に始めると発表した。当面はデータ無制限キャンペーンを用意する。ソフトバンク<9434.T>は27日からの開始をすでに発表しており、5Gを巡る競争が激しくなりそうだ。

ドコモの吉澤和弘社長は「新たな価値創出と社会課題の解決に貢献する」とアピールした。5Gサービスは、通話基本料とデータ定額込みで月額7650円(税別)の「5Gギガホ」など2つの料金プランを提供する。5Gギガホの利用可能データ量は100GBで、最大6カ月は1000円割り引く。

当面の間、5Gギガホを対象に、データ量無制限のキャンペーンを実施する。23年度にはスマホ中心にした契約数を2000万規模に高める考え。このキャンペーンでは4Gエリアでも無制限となる。無制限プラン(訂正)について吉澤社長は「ネットワークへの影響を見定めたい」と述べた。

5G対応のスマホは、韓国サムスン電子やソニー、シャープなどの6機種を順次発売する。

5Gサービスとともに、高速大容量、低遅延、多数端末接続など5Gの特徴を「ダイレクトに反映しやすい」(吉澤社長)音楽やゲーム、映像、スポーツといったコンテンツを拡充する。パートナーの企業や自治体の数を足元の3300超から21年度末には5000に広げ、パートナー同士のビジネスマッチングなどを通じて社会課題の解決につなげたい考え。

基地局の整備は途上にある。当初は150カ所500局で開始し、6月に全都道府県に展開する。21年6月末に1万局、22年3月末に2万局と増やす計画とした。吉澤社長は、総務省に提出した計画の「2年弱の前倒し」と強調した。2023年度中に基盤展開率97%にする方針。

5G基地局整備ではソフトバンクとKDDI<9433.T>が協力している。吉澤社長は光回線を含め、共同の方が効率的な面もあるとし「共用についても前向きに考えていきたい」と述べた。5Gは通信各社が導入を進めており、KDDI(au)は3月、楽天<4755.T>は6月の開始予定としている。

*18日配信の記事で、3段落目の「無料プラン」を「無制限プラン」に訂正します)

(平田紀之 編集:高木匠)

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