カナダCPI、2月は+2.2%に鈍化 新型コロナが物価下押しへ
ロイター / 2020年3月19日 11時12分
[オタワ 18日 ロイター] - カナダ統計局が18日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.2%上昇と、前月の2.4%から伸びが鈍化した。今後は新型コロナウイルス感染拡大が物価の下押し圧力となり、中銀が目標とする2%近辺にとどまるのは難しいと一部のアナリストは指摘する。
ロイターがまとめた2月CPIのアナリスト予想は2.1%上昇だった。ガソリン価格上昇の鈍化がCPIの伸びを抑えた。ガソリン価格を除くと、CPIの伸び率は2.0%だった。
BMOの首席エコノミスト、ダグ・ポーター氏はリポートで、新型コロナ感染拡大前のインフレ率は目標通りの水準で推移していたが「今後は長期間、2%のインフレ率を見ることがほぼ確実にないだろう」と指摘。「そのような状況下では、中銀は経済を支えるために必要な措置を自由に選択できる」とした。
中銀は新型コロナ流行と原油安の景気への悪影響を和らげるため、前週末に0.5%ポイントの緊急利下げを実施した。[nL4N2B6512]
CIBCキャピタル・マーケッツの上級エコノミスト、ロイス・メンデス氏はリポートで「中銀は、拡大する経済のスラック(緩み)による物価への下押し圧力を最小限にとどめるため、経済活動の支援に力を入れるだろう」と分析した。
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