トランプ政権、コロナ治療薬国内生産へ 米社と3.5億ドル契約
ロイター / 2020年5月20日 2時6分
トランプ米政権は新型コロナウイルス感染症の治療薬などのほか、供給が不足している一部医薬品の国内生産に向け、米バージニア州に本社を置くフロウに4年間で3億5400万ドル支払う契約を締結した(2020年 ロイター/LEAH MILLIS)
[19日 ロイター] - トランプ米政権は新型コロナウイルス感染症の治療薬などのほか、供給が不足している一部医薬品の国内生産に向け、米バージニア州に本社を置くフロウ(Phlow Corp)に4年間で3億5400万ドル支払う契約を締結した。
フロウは新型ウイルス感染症(COVID-19)の治療に使われる20種類以上の医薬品のほか、医薬品の原料物質の生産をすでに開始。トランプ政権は医薬品の外国への依存度低下を進めているが、今回の契約はこうした動きの一環となる。
トランプ政権で通商政策を担当するナバロ大統領補佐官は声明で「最も重要な医薬品、および医薬品の有効成分について、米国は長きにわたり外国の製薬会社と供給網に依存してきた。これにより、米国の医療保健、安全、国家安全保障は深刻なリスクにさらされている」とした。
政府との契約により、フロウは新型ウイルス感染症患者の治療に利用される主要医薬品のジェネリック(後発薬)5種類について、160万回の処方分を直ちに国家戦略備蓄に供給できるようになった。
フロウはシビカRx、アムパック・ファイン・ケミカルズ、メディシンズ・フォー・オール・インスティチュートなどと提携して医薬品を製造。製造は全て国内で行う。
フロウはこのほか、重要医薬品の国内生産に向け、主要な有効成分の長期的な国内備蓄を構築していることも明らかにした。
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