NY市場サマリー(19日)株式下落、債券は20年債入札注視
ロイター / 2020年5月20日 7時2分
[19日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで下落した。新型コロナウイルス対策としてフランスとドイツが示した欧州連合(EU)の復興基金案を受けたユーロ高がこの日も続いた。
一方、新型コロナワクチンの良好な治験結果を背景に安全資産への需要が弱まり、ドルは対円
フランスとドイツは18日、新型コロナの打撃を受けた加盟国への支援として5000億ユーロ(5500億ドル)規模の復興基金の創設を提案。返済義務はない。また、欧州委員会は27日に予定される欧州各国の首脳会議前に復興計画を示す。[nL4N2D03RE][nL4N2D13KI]
ユーロは対ドルで0.08%高の1.09235ドル。前日と合わせ約1%上昇している。
オーストラリアドル
ドルは対円で0.37%上げ、約1カ月ぶり高値を付けた。
<債券> 国債利回りが低下した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言による影響は限定的だった。市場は20日の20年債入札を注視している。
終盤の取引で、指標10年債利回り
パウエル議長はこの日、上院銀行委員会の公聴会で、FRBが追加の資金供給に関して引き続き検討していると指摘し、議会に国民の破産回避に向けあらゆる政策を検討するよう求めた。
一方、数十年ぶりとなる明日の20年債入札について、USバンク・ウエルス・マネジメントの債券調査責任者ビル・メルツ氏は「十分な需要」が見込まれると指摘。「20年債入札によって、米財務省の資金調達での選択肢が1つ追加され、長期債を売買する一部投資家のニーズが満たされる」と述べた。
2年債利回り
<株式> 下落して終了した。前日は米モデルナ
医科学メディア「スタット(STAT)」が19日、専門家の話として、モデルナの新型コロナワクチンに関する初期段階の小規模治験データは有効性を評価する上で重要な意味を持たないと報道。これを受け、主要株価指数はこの日の安値圏に沈み、モデルナ株価は10.41%安となった。[nL4N2D13YY]
決算発表が相次いだ小売株では、米ホームセンター大手のホーム・デポ
一方、 米小売大手ウォルマート
ムニューシン米財務長官と連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が19日、上院銀行委員会で証言し、新型コロナウイルスに関する一連の経済対応は効果を発揮しているという認識を示した。[nL4N2D13VM]
<金先物> 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気後退への警戒感を背景に反発した。中心限月6月物の清算値は前日比11.20ドル(0.65%)高の1オンス=1745.60ドル。
<米原油先物> 欧米での経済活動再開や生産減を通じた需給改善への期待を支えに、4営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.68ドル(2.14%)高の1バレル=32.50ドルとなった。7月物は同0.31ドル高の31.96ドルとなった。
ドル/円 NY終値 107.68/107.73
始値 107.61
高値 108.08
安値 107.63
ユーロ/ドル NY終値 1.0921/1.0925
始値 1.0966
高値 1.0970
安値 1.0919
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 96*00.00 1.4141%
前営業日終値 95*00.00 1.4560%
10年債(指標銘柄) 17時05分 99*11.50 0.6915%
前営業日終値 98*28.00 0.7420%
5年債(指標銘柄) 17時05分 100*06.25 0.3351%
前営業日終値 99*31.75 0.3770%
2年債(指標銘柄) 16時59分 99*29.38 0.1672%
前営業日終値 99*28.38 0.1830%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 24206.86 -390.51 -1.59 <.DJI>
前営業日終値 24597.37
ナスダック総合 9185.10 -49.72 -0.54 <.IXIC>
前営業日終値 9234.83
S&P総合500種 2922.94 -30.97 -1.05 <.SPX>
前営業日終値 2953.91
COMEX金 6月限 1745.6 +11.2
前営業日終値 1734.4
COMEX銀 7月限 1790.1 +43.3
前営業日終値 1746.8
北海ブレント 7月限 34.65 ‐0.16
前営業日終値 34.81
米WTI先物 7月限 31.96 +0.31
前営業日終値 31.65
CRB商品指数 129.5740 +0.4879 <.TRCCRB>
前営業日終値 129.0861
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