米国防総省高官が辞任、トランプ氏に批判の声も=関係筋
ロイター / 2020年6月19日 9時48分
[ワシントン 18日 ロイター] - 関係筋によると、米国防総省のウィールバーガー次官補代行(国際安全保障担当)が辞任する。
同氏は3年前から安全保障問題のエキスパートとして現在の職務を続けており、共和党・民主党の双方から高く評価されてきた。
関係筋によると、トランプ大統領が自分に「忠誠を誓う」人物を安全保障担当の高官に起用するとの批判が出ているという。
ウィールバーガー氏は辞任の理由を明らかにしていない。
同氏は2月13日に副次官(情報担当)に指名されたが、ホワイトハウスは先週、トランプ氏の特別補佐を務めていたブラッドリー・ハンセル氏を同ポストに充てる予想外の人事を発表した。
ある議会関係者は、トランプ政権が「極めて貴重な人材」の価値を認めていないことに失望したと発言。
エスパー国防長官は18日、ウィールバーガー氏が「経験の宝庫」で「最高の専門家」だったとの声明を発表した。
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