バイデン氏、米中関係の仕切り直し可能=AIG元CEO
ロイター / 2020年11月19日 12時55分
米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)のCEO、モーリス・ハンク・グリーンバーグ氏は18日、米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領の(写真中央)下で、米中が関係を仕切り直す可能性があるとの見方を示した。17日撮影(2020年 ロイター/Tom Brenner)
[18日 ロイター] - 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
同氏は、ロイターが主催した保険業界の会議で「バイデン氏は問題を把握している。関係を仕切り直すことが可能であり、そうすべきだ」と述べた。
グリーンバーグ氏は95歳。40年以上前に初めて中国を訪れ、AIGのCEOとして中国市場を開拓した。
同氏は、中国政府が13日にバイデン前副大統領に祝意を表明したことについて、バイデン氏は中国の呼び掛けに応じるべきだと主張。
トランプ大統領については、米中の通商関係のバランスを取ろうと努力したとして、一定の評価を示しながらも、対中強硬姿勢が成功を収めたとの認識は示さなかった。
グリーンバーグ氏は「(トランプ氏は)恐らく急ぎすぎた。極端だった。(バイデン氏には)恐らく途中で折り合えるチャンスがあるだろう」と述べた。
グリーンバーグ氏は、中国の習近平国家主席にも課題は残されていると指摘し、東南アジア諸国に対する中国の姿勢を批判した。
タイ、マレーシア、フィリピン、カンボジアの米大使館は、中国が他国の主権を侵害していると批判。昨年、メコン川流域で干ばつが発生した際、中国がダムを操作していたと訴えている。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1露の中距離弾道ミサイル発射 米国防総省「事前通知があった」 プーチン大統領は“ウクライナ東部の兵器工場が標的だった”
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 11時43分
-
2「イスラエル首相に逮捕状」で分かれる各国の反応 米国は反発も、トランプ氏の対応に注目
産経ニュース / 2024年11月22日 20時59分
-
3【速報】中国政府 日本人に対する「短期滞在ビザ」免除措置再開を発表
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 16時38分
-
4米検察当局 インドの大富豪アダニ会長を起訴 株価急落、ケニアでの“事業中止”など影響広がる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 20時32分
-
5選挙予測大ハズレ、トランプに「大惨敗」...凋落した主流メディアに未来はあるのか
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月22日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください