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米与野党、新型コロナ経済対策の協議再開で合意=民主上院トップ

ロイター / 2020年11月20日 8時31分

米民主党上院トップのシューマー院内総務は19日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案を巡り、共和党上院トップのマコネル院内総務が協議再開に合意したと述べた。CNBCが報じた。ワシントンで5月撮影(2020年 ロイター/ERIN SCOTT)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米民主党上院トップのシューマー院内総務は19日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案を巡り、共和党上院トップのマコネル院内総務が協議再開に合意したと述べた。CNBCが報じた。

報道によると、シューマー氏はニューヨークで行った会見で「彼らは昨夜協議に合意し、関係者がきょうかあすに話し合う」とし、協議がようやく再開できることは「小さな打開」だと述べた。

民主党関係者によると、マコネル氏、シューマー氏、民主党のペロシ下院議長、および共和党のマッカーシー下院院内総務のスタッフが19日午後、追加経済対策や12月11日の政府機関閉鎖を回避するための1兆4000億ドルの歳出法案について議論した。

大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は、追加経済対策法案の早期成立に向け取り組んでいるが、議会では対策の規模などを巡り共和党と民主党の対立が続いている。ペロシ氏とシューマー氏は20日、バイデン氏と協議する予定。

バイデン氏は18日、1月のトランプ大統領退陣後、議会共和党が法案成立に今よりも積極的になるだろうとの期待を示した。

民主党は2兆2000億ドル規模の対策を提案している。一方、上院の共和党はこれまで5000億ドル規模の対策法案について譲らない姿勢を示している。

*内容を追加しました。

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