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午前の日経平均は急反発、過熱感和らぎ値がさ株リードで上値追い

ロイター / 2021年1月19日 12時4分

 1月19日 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比361円64銭高の2万8603円85銭となり、急反発した。前日に続落したことを受けて、それまでの過熱感が和らぎ押し目買いが流入、値がさ株がリードする形で上値を追った。写真は東京証券取引所。1月1日、東京で撮影(2021年 時事通信)

[東京 19日 ロイター] - 19日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比361円64銭高の2万8603円85銭となり、急反発した。前日に続落したことを受けて、それまでの過熱感が和らぎ押し目買いが流入、値がさ株がリードする形で上値を追った。ただ、連休明けとなる今晩の米株市場の動向をみたいというムードもあり、前場中盤から一進一退の展開となっている。

日経平均は率にして前日比で1.28%の上昇で前引けた。一方、TOPIXは上昇率が0.60%にとどまり「きょうの相場は朝方から先物がリードした格好。その結果、指数貢献度の大きな銘柄の上げが目立つ」(国内証券)という。

日経平均の除数27.679で計算すると、前引け段階でファーストリテイリングが104円41銭、ソフトバンクグループが38円23銭、それぞれ日経平均の上昇に寄与した。一方、ブリヂストンが昨年2月のコロナショック以前の水準に達するなど、出遅れ銘柄も物色されている。

市場では「20日のバイデン氏の就任式までラリーが続くとの見方が多かったが、基本となる金融相場の動きには変化がないため、しばらく強い地合いが続きそうだ。押せばすかさず買いが入る、ここ一両日の動きがそれを示している」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。

東証1部の売買代金は1兆0420億2800万円。東証33業種では、ゴム製品、繊維業、電気・ガス業など31業種が値上がりし、鉱業、精密機器の2業種のみ下落となった。個別では、東京エレクトロンが反発したほか、ソニーなど主力株もしっかりだが、NTTなどがさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1103銘柄、値下がりが946銘柄、変わらずが137銘柄だった。

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