ゴールドマン、第4四半期利益が倍増超 トレーディング業務など好調
ロイター / 2021年1月20日 6時29分
[19日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックス・グループが19日発表した2020年第4・四半期決算は、利益が倍増超となった。トレーディング部門が好調だったほか、民泊仲介エアビーアンドビーや料理宅配ドアダッシュなどの大型IPO(新規株式公開)案件を追い風に、引き受け業務の手数料収入が急増した。
普通株主帰属の純利益は43億6000万ドル(1株当たり12.08ドル)。リフィニティブのまとめたアナリストの1株利益予想は7.47ドルだった。
総収入も前年同期比18%増の117億4000万ドルだった。
トレーディング事業を含むグローバル・マーケッツ部門の収入は23%増の42億7000万ドル。20年通年では212億ドルに達し、約10年ぶりの好成績となった。
株式引き受けが好調で、投資銀行部門の収入も27%増の26億1000万ドルだった。
コンシューマー・バンキング部門の収入は52%増の3億4700万ドル、通年でも40%増の12億1000万ドルだった。
オッペンハイマーのアナリストは「非常に好調な四半期だった」と評価した。
ソロモン最高経営責任者(CEO)は「今年は状況の安定化を望む」としつつ、「引き続き多岐にわたる動向に備える」とし、昨年1月に示した3カ年の利益率および経費削減目標を据え置いた。
また経営陣は、このところの業績を支援する資本市場の動きがおそらく鈍化すると警告。一般消費者向け事業が黒字化するには時間がかかるとも述べた。
*内容を追加しました。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
2出戻り社員「アルムナイ採用」が増えた切実な事情 かつては"裏切り者扱い"も今や大歓迎だが…
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 11時0分
-
310月に「チョコレート」などまた値上げ…一方で「サンマ」「ブリ」など秋の味覚はお買い得!?
MBSニュース / 2024年9月23日 18時0分
-
4「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
-
5「一石二鳥」商品が続々登場 日々使って、災害時にも
共同通信 / 2024年9月23日 15時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください