米ネットフリックス、世界での契約者が2億人突破 株価急伸
ロイター / 2021年1月20日 8時19分
米動画配信サービス大手ネットフリックスは1月19日、世界での契約者数が2020年末に2億人を突破したと発表した。オリジナル作品の制作などで借り入れを行う必要はなくなると予想し、同社株は引け後の時間外取引で12%急伸した。ロサンゼルスで2018年7月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
[19日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックスは19日、世界での契約者数が2020年末に2億人を突破したと発表した。オリジナル作品の制作などで借り入れを行う必要はなくなると予想し、同社株は引け後の時間外取引で12%急伸した。
契約者数は20年第4・四半期に850万人増加し、2億0370万人に達した。リフィニティブのIBESデータによるアナリスト予想(610万人増)を上回った。競争が激化したほか、米国で値上げしたものの、同四半期に配信が始まったオリジナル作品の「クイーンズ・ギャンビット」や「ブリジャートン家」の好評が寄与した。
ネットフリックスは世界的な契約者獲得に向け、オリジナル作品を多言語で制作するため、2011年以降、多額の資金を借り入れてきた。
同社は19日、2021年にフリーキャッシュフローが均衡するとの見通しを示し、株主に書簡で「日常業務のために外部から資金を調達する必要はもはやないと考えている」と表明。余剰資金を生み出すのに伴い、自社株買いを通じた株主還元を模索すると付け加えた。
契約者数については、21年第1・四半期に600万人増加するとの見通しを示した。アナリスト予想の約800万人増を下回った。
20年第4・四半期の1株利益は1.19ドルで、こちらもアナリスト予想の1.39ドルを下回った。
売上高は66億4000万ドルで、前年同期の54億7000万ドルから増加。アナリスト予想(66億3000万ドル)をわずかに上回った。
純利益は5億4220万ドル(1株当たり1.19ドル)で、前年同期の5億8700万ドル(同1.30ドル)から減少した。
*表現を一部修正して再送しました
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