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フィリピン、ロシア製コロナワクチンの緊急使用を許可

ロイター / 2021年3月19日 18時42分

フィリピンの⾷品医薬品局は19日、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の緊急使用を許可したことを明らかにした。資料写真、ワクチン接種を受ける医療従事者、メトロマニラ、2日撮影(2021年 ロイター/Lisa Marie David)

[マニラ 19日 ロイター] - フィリピンの⾷品医薬品局(FDA)は19日、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の緊急使用を許可したことを明らかにした。

同国で緊急使用が許可されたワクチンは、これで4種類となった。

FDAによると、スプートニクVは、2回の投与で18歳以上の成人に91.6%の有効性があったとの暫定データが出ている。

フィリピンの新型コロナの感染者・死者は東南アジアで2番目に多い。最近、感染が再拡大しており、過去4日間で2万人近い感染者が報告された。

政府は成人7000万人にワクチンを接種するため、12月までに1億4050万回分のワクチンを配布する計画。

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