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日経平均は反発、半導体関連中心に物色 後半は見送りムード

ロイター / 2021年11月19日 15時43分

東京株式市場で日経平均は反発。米株高を受けて半導体関連株を中心に物色され、終始堅調な地合いを維持したものの、引き続き上値の重さが意識されている。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。米株高を受けて半導体関連株を中心に物色され、終始堅調な地合いを維持したものの、引き続き上値の重さが意識されている。飛び石連休前であることなどから、徐々に見送り気分が広がった。

18日の米国株式市場は値動きの荒い展開となる中、S&P総合500種とナスダック総合が最高値。米連邦準備理事会(FRB)当局者からタカ派的な発言があったものの、小売企業やハイテク企業の好決算が注目されている。一方、シスコシステムズの下げが重しとなるダウ工業株30種は下落した。

これを受けて、日本株は半導体関連株がリードする形で上値追いとなったものの、飛び石連休を控えているほか、「経済対策の内容をもう少し見極めたいとの気分が広がっている。来週は火曜日が祝日で週明けすぐもポジションを取りにくいため、取引が見送られている状況だ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声も聞かれ、後半は模様眺めムードが強くなった。

市場では「現時点で明らかになっている経済対策からは、コロナ対応の救済色が強い一方、成長戦略が感じられない。成長の道筋がはっきりしないと、上値が重い状態が続きそうだ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれる。

TOPIXは0.44%高。東証1部の売買代金は、2兆9270億1200万円だった。東証33業種では、小売業、卸売業、精密機器などが上昇し、空運業、パルプ・紙などの値下がりが目立つ。

個別では、東京エレクトロンが連日の上場来高値更新となったほか、トヨタ自動車も小じっかり。半面、ソフトバンクグループがさえない。

東証1部の騰落数は、値上がり1059銘柄に対し、値下がりが1025銘柄、変わらずが99銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29745.87 +147.21 29641.05 29589.19

─29768.54

TOPIX 2044.53 +9.01 2034.87 2033.49

─2046.12

東証出来高(万株) 119635.00 東証売買代金(億円) 29270.12

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