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中国センスタイム、香港IPO再開 米の投資禁止措置でも

ロイター / 2021年12月20日 8時50分

12月20日、中国の人工知能(AI)関連新興企業、商湯集団(センスタイム・グループ)が、延期していた香港市場の新規株式公開(IPO)を再開する計画を明らかにした。上海の商湯集団で13日撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[香港 20日 ロイター] - 中国の人工知能(AI)関連新興企業、商湯集団(センスタイム・グループ)が20日、延期していた香港市場の新規株式公開(IPO)を再開する計画を明らかにした。規制当局への提出書類によると、調達額は最大7億6700万ドルという。

同社は13日、米政府から投資禁止対象に指定されたことを受け、IPO計画を延期すると発表していた。

15億株を売り出す計画で、公開価格は1株3.85─3.99香港ドルを想定。価格は23日に決定され、30日に取引が開始される予定だという。

米財務省は10日、センスタイムが新疆ウイグル自治区で人権侵害を受けているウイグル人の識別に使用される顔認証技術を開発したとして、同社を「中国軍産複合体企業」のリストに掲載して米国人による投資を禁止した。

センスタイムは当局への提出文書で、米政府の投資禁止は事業運営に何ら制限を課していないと指摘した。

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