トヨタ、ブラジルで新型フレックス燃料ハイブリッド車製造へ

トヨタ自動車は１９日、ブラジルで１７億レアル（３億３７６８万ドル）を投じ、ガソリンに加えてエタノールなどのアルコールを燃料として走行できるフレックス燃料車（ＦＦＶ）にハイブリッドシステムを搭載した「フレックス燃料ハイブリッド車」の新型車を製造すると発表した。（２０２３年　ロイター／Lucy Nicholson）

[サンパウロ １９日 ロイター] - トヨタ自動車は１９日、ブラジルで１７億レアル（３億３７６８万ドル）を投じ、ガソリンに加えてエタノールなどのアルコールを燃料として走行できるフレックス燃料車（ＦＦＶ）にハイブリッドシステムを搭載した「フレックス燃料ハイブリッド車」の新型車を製造すると発表した。

ブラジルトヨタのラファエル・チャン社長は「トヨタはブラジル市場を信じ、消費者のニーズに応えるため、技術とイノベーションへの投資を続ける」と指摘。「これは雇用と経済発展を生み出す持続可能なソリューションだ」とした。

サンパウロ州政府によると、新型車のエンジンはポルトフェリスの工場で製造され、７００人の雇用創出が見込まれるという。新型車の名前は明らかにされていない。

また新型車は２０２４年にブラジルで発売され、中南米２２カ国で販売されるとした。