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投資家心理は10月に再び弱気転換=BofA調査

ロイター / 2023年10月19日 12時22分

 10月18日、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の17日付のファンドマネジャー調査によると、世界の投資家心理は10月に再び弱気に転じた。写真はロンドンで2019年1月撮影(2023年 ロイター/Dylan Martinez)

[ミラノ 18日 ロイター] - 米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の17日付のファンドマネジャー調査によると、世界の投資家心理は10月に再び弱気に転じた。キャッシュへの資金配分比率は前月の4.9%から5.3%に上昇し、株式の配分は引き続き中立だった。

調査はファンドマネジャー259人(運用資産総額6640億ドル)を対象に実施。経済のソフトランディング予想が全体の59%と引き続きメインシナリオだったが、ハードランディング予想は前月の21%から30%に上昇。投資家の50%が世界経済は今後1年以内に悪化すると見込んだ。

中国経済に対して楽観的な予想が再び高まり、これが企業利益見通しの改善につながった。世界的に企業利益の伸びが悪化するとの予想は37%と、2022年2月以来の水準に低下した。

国債利回りが今後1年以内に低下するとの予想は56%で03年以来の高水準。米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルが終了したと確信している投資家は60%だった。

発生確率の低い「テールリスク」として最大と目されているのは「インフレの高止まりと中銀のタカ派姿勢」で31%、次いで「地政学的な情勢悪化」が23%。取引の集中度合いは最大が「ビッグテックのロング」の37%で、以下「中国株のショート」(21%)、「日本株のロング」(11%)となっている。

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