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中国碧桂園の社債権者、緊急協議求める 利払い不履行受け=関係筋

ロイター / 2023年10月19日 15時40分

中国の不動産開発大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)の社債権者は、同社が1500万ドルの利払いを履行できなかったことを受け、会社側との緊急協議を求めている。写真は碧桂園の住宅建設現場。北京で8月撮影。(2023年 ロイター/Tingshu Wang/File Photo)

Scott Murdoch Xie Yu Clare Jim

[香港 19日 ロイター] - 中国の不動産開発大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)の社債権者は、同社が1500万ドルの利払いを履行できなかったことを受け、会社側との緊急協議を求めている。関係筋3人が明らかにした。

社債権者2団体が債務再編の可能性について話し合いを求めており、主要団体はモエリスかPJTのどちらかを財務アドバイザーに指名しようとしているという。

関係筋によると、この団体は碧桂園のオフショア債券のうち約20億ドルを保有。国際的な投資家とファンドマネジャーで構成されている。

碧桂園、モエリス、PJTはコメントを避けた。

碧桂園は利払いを履行したかどうかについてコメントしていない。利払いがされなければ約110億ドルに上るオフショア債券全体が債務不履行(デフォルト)に陥ったと見なされ、国内最大級の企業債務の再編につながる可能性がある。

同社は18日、支払期限が今後到来するオフショア債務の大半は履行できないとの見通しを示した。

クレジットサイツは「碧桂園の債務再編がここからどう進むのかが注目点」だと指摘し、同社のドル建て債価格は債務再編が間近に迫っているとの見方を既に織り込んでいると述べた。

デュレーション・ファイナンスのデータによると、同社のドル建て債券は19日に額面1ドル当たり0.0439─0.0533ドルで取引されている。

同社はこの日、創業者の楊国強氏と娘で会長を務める楊恵妍氏が通常通り勤務していると対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントに投稿し、両氏が中国から出国するとの報道を否定した。

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