トヨタがテスラのＥＶ充電規格採用、米国でさらに普及進む

　トヨタ自動車は１０月１９日、米電気自動車（ＥＶ）大手テスラの北米充電規格「ＮＡＣＳ」を２０２５年から採用することに合意したと発表した。２０１９年１０月、都内で撮影（２０２３年　ロイター/Edgar Su）

[１９日 ロイター] - トヨタ自動車は１９日、米電気自動車（ＥＶ）大手テスラの北米充電規格「ＮＡＣＳ」を２０２５年から採用することに合意したと発表した。

ケンタッキー州の工場で組み立てられる新型の電動ＳＵＶ（スポーツタイプ多目的車）を含め、北米で販売するトヨタとレクサスブランドのＥＶが対象。別の充電規格「ＣＣＳ」に対応している既存のトヨタとレクサスのＥＶオーナーにも、２５年からＮＡＣＳが使えるようにアダプターが提供される。

ＮＡＣＳはゼネラル・モーターズ（ＧＭ）やフォード・モーター、日産自動車も採用を決めており、米エネルギー省によるとＮＡＣＳの国内のシェアは約６０％に達している。