北朝鮮の金氏、プーチン氏との合意履行表明 ロ外相と会談
ロイター / 2023年10月20日 8時46分
10月20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、同国を訪問したロシアのラブロフ外相との会談で、先月のプーチン大統領との首脳会談での合意を履行する決意を伝えた。9月13日、極東アムールで撮影。KCNA提供(2023年 ロイター)
[ソウル 20日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、同国を訪問したロシアのラブロフ外相との会談で、先月のプーチン大統領との首脳会談での合意を履行する決意を伝えた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が20日に報じた。
両氏は地域的・世界的な問題に対し、「強固な政治的・戦略的信頼関係に基づき」積極的に対応するため、協力を強化する方法について協議したという。ラブロフ氏はプーチン氏からの挨拶の言葉を金氏に伝えた。
金氏は首脳会談での合意を「忠実に」履行することで「新時代におけるロ朝関係について安定的かつ将来を見据えた広範な計画を策定する」と確約。強力な国家構築という目標を推進するとも述べた。
また、北朝鮮の崔善姫外相とラブロフ氏が個別に会談し、政治、経済、科学技術における協力を拡大する方法を模索。2024─25年の交流計画に署名した。
会談では両国関係を「より高い段階」に引き上げる方法についても話し合った。朝鮮半島や北東アジアの情勢など地域的・世界的な複数の問題で協調行動を強化することについて徹底的に意見を交換し、見解の一致を得たとKCNAは伝えた。
KCNAは別の論評で、米国によるB52爆撃機やF22ステルス戦闘機など戦略資産の配備や共同訓練を批判。
北朝鮮に攻撃を仕掛ける兆候を検知した場合はこれら資産が「最初の破壊対象」になると警告した。北朝鮮は核戦力に関する政策を既に法制化しており、必要な手順を取ることが可能になったとした。
米国と韓国が北朝鮮に対する核戦争の挑発に全力を傾けているため、北朝鮮もそれに見合う選択をすると指摘した。
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