ＦＲＢ、次の政策判断までに「幾分の時間」＝ダラス連銀総裁

　１０月１９日、米ダラス地区連銀のローガン総裁は、このところのデータと市場の変化は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が金融政策の次の動きについて慎重に検討する余地を与えているとの認識を示した。ジャクソンホールで８月２４日撮影（２０２３年　ロイター/Ann Saphir）

Michael S. Derby

［ニューヨーク　１９日　ロイター］ - 米ダラス地区連銀のローガン総裁は１９日、このところのデータと市場の変化は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が金融政策の次の動きについて慎重に検討する余地を与えているとの認識を示した。

ニューヨーク大学マネー・マーケティアーズのイベントで講演し、利上げか据え置きかを判断するまでに「幾分時間がある」と述べた。

ローガン氏は金融状況の望ましい引き締めが、当局者に今後のデータを見守る余地を与えていると指摘。インフレ率低下の進展に言及した。一方で、物価上昇圧力が目標の２％まで弱まっているかどうかについてはまだ確信が持てないと述べた。