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米スペースX宇宙船が打ち上げ後に連絡途絶、2回目の無人飛行試験

ロイター / 2023年11月20日 7時15分

11月18日、米宇宙企業スペースXが打ち上げた大型宇宙船「スターシップ」とロケット「スーパーヘビー」は、宇宙船がロケットから分離した直後に地上と連絡が取れなくなった。写真はスーパーヘビー打ち上げの様子。テキサス州ボカチカで撮影(2023年 ロイター/Joe Skipper)

Joe Skipper Joey Roulette

[ボカチカ(米テキサス州)/ニューヨーク 18日 ロイター] - 米宇宙企業スペースXが18日に打ち上げた大型宇宙船「スターシップ」とロケット「スーパーヘビー」は、宇宙船がロケットから分離した直後に地上と連絡が取れなくなった。2回目の無人試験飛行となった今回も、宇宙空間に達した後に無事海上へ着水させるという成功を収めることができなかった。

スペースXによると、ロケットは宇宙船を切り離すことはできたが、その後すぐに爆発。宇宙船の方は、さらに数分間宇宙空間に向かったものの、突然信号が届かなくなったという。

同社幹部は「われわれは第2段階からのデータを失った」と述べ、自動的な飛行打ち切りの指示によってロケットが破壊されたと考えており、その理由は定かではないと付け加えた。

宇宙船の追跡カメラの映像を見ると、試験開始から8分後に爆発が起きた様子が分かる。ロケットは地上から148キロの高さに達していた。

4月に行われた最初の試験では、ロケットが宇宙船を分離できないまま制御不能に陥って爆破された。

米連邦航空局(FAA)は、今回の試験失敗についてスペースX主導で実施される調査を監督する意向を示した。

このロケットと宇宙船は、米航空宇宙局(NASA)が中心となって進めている国際月探査「アルテミス」計画の有人月着陸に使われる予定で、NASAが設定したスケジュールに間に合うのかどうか懸念する声も出ている。

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