米スナップ、拡張現実向け生成人工知能技術を発表
ロイター / 2024年6月19日 13時53分
画像共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップは18日、拡張現実(AR)向けの新たな生成人工知能(AI)技術を発表した。写真はスナップチャットロゴのイラスト(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
Sheila Dang
[18日 ロイター] - 画像共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップは18日、拡張現実(AR)向けの新たな生成人工知能(AI)技術を発表した。この技術により利用者は自分のスマートフォンで写真や動画を撮影する際、これまでより現実的な特殊効果を取り込めるようになる。
スナップは、ARの開発者は現在、AIによって機能を強化されたレンズを製作することができ、スナップチャットの利用者はそのレンズを自分のコンテンツに利用できるようになると説明した。
スナップはまた「レンズ・ステューディオ」と呼ばれる開発者向けプログラムの最新版も発表した。アーティストや開発者は、スナップチャットなどのウェブサイトやアプリ向けのAR機能を開発するのに、このプログラムを利用できる。
スナップのボビー・マーフィー最高技術責任者(CTO)は、最新版のレンズ・ステューディオによって、AR効果を作り上げるための所要時間が従来の数週間から数時間に短縮される上、より複雑な作業も可能になると説明した。
最新版のレンズ・ステューディオには、開発者の質問に答えるAIアシスタントといった一連の生成AIツールが搭載されている。アーティストが文字を入力すれば、AIツールがARレンズに使える3次元画像を自動的に生成することもできる。
当初のAR技術は、動画で人の頭に帽子を被せるといった単純な効果にしか対応していなかった。マーフィー氏によると、スナップの技術開発によりARの開発者は現在、流れるように帽子を動かすといったより現実的な動作に対応したレンズを作ることができる。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
120年ぶりの新紙幣に期待と困惑 “完全キャッシュレス”に移行の店舗も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 22時4分
-
2小田急線「都会にある秘境駅」が利用者数の最下位から脱出!超巨大ターミナルから「わずか700m」
乗りものニュース / 2024年7月1日 14時42分
-
3カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 6時30分
-
4「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 8時30分
-
5メルカリの「単発バイトアプリ」利用者伸ばす世相 「何が利点なのか」利用者と店舗の声を聞いた
東洋経済オンライン / 2024年7月3日 13時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)