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イスラエル、戦争法規違反の可能性 国連が報告書

ロイター / 2024年6月19日 19時13分

 6月19日、国連人権高等弁務官事務所はイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦で、戦争法規の基本原則に繰り返し違反し、民間人と戦闘員を区別していなかった可能性があるとの報告書をまとめた。写真は17日、イスラエルとガザの境界付近で撮影(2024年 ロイター/Amir Cohen)

[ジュネーブ 19日 ロイター] - 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は19日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦で、戦争法規の基本原則に繰り返し違反し、民間人と戦闘員を区別していなかった可能性があるとの報告書をまとめた。

報告書では民間インフラが破壊され多数の犠牲者が出たイスラエル軍の6回の攻撃を分析。「(イスラエル軍は)攻撃の際、区別の原則、 均衡性の原則、予防の原則に組織的に違反した可能性がある」としている。

国連のターク人権高等弁務官は「イスラエルの空爆作戦では、民間人への危害を避けるか、少なくとも最小限に抑える戦争の手段と方法を選択するという要件が一貫して守られていないようだ」と述べた。

現地の保健当局によると、ガザではイスラエル軍の空爆と地上作戦で3万7400人以上が死亡している。

イスラエルの在ジュネーブ国際機関政府代表部は今回の報告書について「事実関係としても、法律的にも、方法論的にも欠陥がある」と表明。「OHCHRはせいぜい部分的な事実関係しか把握していないため、法的な結論を出そうとする試みには本質的に欠陥がある」と述べた。

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