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インドネシアなどアジア5カ国の債券に資金流入、5月は1年ぶりの大きさ

ロイター / 2024年6月20日 5時46分

インドネシア、マレーシア、インド、韓国、タイのアジア5カ国の債券に対する海外からの資金純流入額が5月に約95億ドルと2023年5月以来1年ぶりの大きさとなった。2013年8月撮影(2024年 ロイター/Bazuki Muhammad)

[19日 ロイター] - インドネシア、マレーシア、インド、韓国、タイのアジア5カ国の債券に対する海外からの資金純流入額が5月に約95億ドルと2023年5月以来1年ぶりの大きさとなった。規制当局などのデータで分かった。米国のインフレ鈍化傾向とアジアの経済見通し改善が背景という。

ANZのアジア調査部門責任者、クーン・ゴー氏は「米インフレ率の軟化は、投資家心理、特に債券に対する投資家心理の改善に寄与した」と述べた。

インドネシア債には5月に海外から58億ドルの資金が流入。前月までは3カ月連続で流出していた。

DBSバンクのシニア金利ストラテジストは、4月下旬のインドネシア債利回りの急上昇を受けて、投資家が押し目買いを入れた可能性があると指摘。「5月に米金利が低下したため、外国人投資家の参入を促す要因がさらに強まった」とした。

マレーシア債には11億6000万ドルが流入。経済指標で2024年第1・四半期の良好な経済が示されたことを受け、23年7月以降で最大の月間流入額となった。

インドと韓国の債券にはそれぞれ約11億ドルが流入。タイの債券には4億2300万ドルが流入した。

アナリストによると、アジアの成長見通しの改善により、資金流入が年後半に一段と拡大する可能性があるという。

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