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カナダ中銀、7月まで利下げ開始先送り案も検討=議事要旨

ロイター / 2024年6月20日 7時32分

カナダ銀行(中央銀行)が19日に公表した5日の政策会合議事要旨によると、利下げ開始のタイミングを7月に先送りする案が検討されていたことが明らかになった。写真はオタワの同行前で2017年5月撮影(2024年 ロイター/Chris Wattie)

カナダ銀行(中央銀行)が19日に公表した5日の政策会合議事要旨によると、利下げ開始のタイミングを7月に先送りする案が検討されていたことが明らかになった。

実際にはこの会合で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、4.75%とすることを決定。主要7カ国(G7)で最初の利下げに踏み切った。

ただ議事要旨には「物価見通しに関するリスクを踏まえ、政策委員はもう1カ月分の消費者物価指数(CPI)データを待ち、さらに安心感を得てから7月に利下げするメリットを考えた」と記されている。

それでも政策委員は、物価情勢の面では最初の利下げの妥当性を裏付けるだけの十分な進展はあったとの結論に至ったという。

物価情勢については、景気の弱さとこれまでの金融引き締め効果に起因する下振れリスクを重視する委員と、持続的な賃金上昇や住宅市況回復の可能性に伴う上振れリスクを懸念する委員で意見が分かれた。

その上で、物価上昇率が目標の2%に収まるペースは遅くなるとみられるため、追加利下げは緩やかに進めるべきだとの点では6人の政策委員の見方が一致した。

次回会合は7月24日の予定で、終了時には最新の経済見通しも発表される。

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