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仏極右党首、過半数獲得しなければ首相就任しないと明言

ロイター / 2024年6月20日 8時40分

 6月19日、 フランスの極右政党、国民連合(RN)のジョルダン・バルデラ党首(写真)は、国民議会(下院)選挙でRNが絶対多数(過半数)の議席を獲得しなければ、首相には就任しないと明言した。パリ近郊で同日撮影(2024年 ロイター/Stephanie Lecocq)

[パリ 19日 ロイター] - フランスの極右政党、国民連合(RN)のジョルダン・バルデラ党首は、国民議会(下院)選挙でRNが絶対多数(過半数)の議席を獲得しなければ、首相には就任しないと明言した。

各種世論調査では、下院選でRNが勝利を収めるものの、単独で政府を立ち上げて法案を通過させられる過半数には届かないと予想される。

RNはバルデラ氏を首相候補に選出しており、長年党を率いてきたマリーヌ・ルペン氏は2027年の大統領候補になると目されている。

バルデラ氏は18日夜のテレビで「もし明日、首相に任命される立場にあり、国民が私に絶対多数の議席を与えてくれなかったとしたら、任命を断る」と発言。19日には記者団に「私は国民に行動してほしいと伝えている。私には絶対多数が必要だ。相対多数(少数与党)の首相では状況を変えられない」と訴えた。

フランスの憲法では首相の任命権は大統領にあるが、具体的な要件は明記されていないため、今回もマクロン大統領の裁量に委ねられる余地が大きい。

RNが過半数に届かず、政権運営の意思を持たない場合は、マクロン氏が第2党に首相ポストを提示するか、主流政党の連立を働きかける可能性がある。

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