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イスラエル軍、ガザ中部など空爆 ネタニヤフ首相がラファ訪問

ロイター / 2024年7月19日 13時53分

イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザ中部の難民キャンプや北部ガザ市などを空爆、少なくとも21人が死亡した。最南端ラファでも戦車の侵攻が続いた。地元の保健当局や住民が明らかにした。写真は避難民を保護する国連運営の学校に瓦礫の中に立つパレスチナ人でガザで18日に撮影(2024年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)

Nidal al-Mughrabi Hatem Khaled

[カイロ/ガザ 18日 ロイター] - イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザ中部の難民キャンプや北部ガザ市などを空爆、少なくとも21人が死亡した。最南端ラファでも戦車の侵攻が続いた。地元の保健当局や住民が明らかにした。

イスラエル軍はガザ中部のザウェイダ、ブレイジ難民キャンプ、ヌセイラット難民キャンプのほか、ガザ地区の主要都市部でこれまで唯一侵攻していなかったデイル・アル・バラフを空爆。16人が死亡した。

イスラエルのネタニヤフ首相は同日、事前の予告なくラファを訪問。現地のイスラエル兵に対し、軍事的な圧力と、ガザで拘束されている人質120人の解放要求が成果を上げていると述べた。

イスラエル軍は声明で、ガザ市を2回空爆し、ガザの武装組織「イスラム聖戦」の上級指揮官2人を殺害したと発表。パレスチナの医療関係者によると、この2回の空爆で5人が死亡した。

住民によると、ラファではイスラエル軍の戦車が市内の西側奥深くまで前進し、高台を占拠した。イスラエル軍は複数のトンネルを発見し、武装勢力数人を殺害したと発表した。

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