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イスラエル、第2四半期GDPは1.2%増 ガザ戦闘で伸び悩み

ロイター / 2024年8月19日 9時33分

 イスラエル統計局が8月18日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、年率で前期比1.2%増加した。16日、パレスチナ自治区ガザのイスラエル国境付近で撮影(2024年 ロイター/Hatem Khaled)

Steven Scheer

[エルサレム 18日 ロイター] - イスラエル統計局が18日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、年率で前期比1.2%増加した。ロイターがまとめた市場予想の4.4%増を下回った。

消費支出(12%増)、固定資産投資(1.1%増)、政府支出(8.2%増)がけん引し、8.3%減少した輸出の低迷を相殺した。

第1・四半期GDPは当初発表の年率14.4%から17.3%に改定された。

2024年上半期の成長率は年率2.5%と、イスラム組織ハマスによる奇襲前となる前年同期の4.5%から伸びが減速した。

イスラエル経済はパレスチナ自治区ガザでの戦闘開始以来激しい変動が続いているが、インフレが加速していることから来週の中央銀行の政策会合で政策金利が引き下げられる可能性は小さいとみられる。

リーダー・キャピタル・マーケッツのチーフエコノミスト、ジョナサン・カッツ氏は「経済は戦争からの回復に苦労しているが、問題は需要でなく主に供給にある」と指摘。ガザ紛争以来パレスチナ人労働者が不足し、住宅建設投資の回復が阻害されていると述べた。

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