英レボリュートが株式売却 時価は欧州大手行超え450億ドルに
ロイター / 2024年8月19日 10時12分
8月16日、実店舗を持たず、アプリを通じて金融サービスを提供するフィンテックの英大手レボリュート(非上場)は、新規と既存の投資家それぞれに発行済み株式の一部を売り出したことにより、時価総額が450億ドルに達したと発表した。写真はレボリュートのロゴ。7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[ロンドン 16日 ロイター] - 実店舗を持たず、アプリを通じて金融サービスを提供するフィンテックの英大手レボリュート(非上場)は16日、新規と既存の投資家それぞれに発行済み株式の一部を売り出したことにより、時価総額が450億ドルに達したと発表した。
LSEGのデータによると、この時価総額はフランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルの190億ドルや英大手銀行バークレイズの430億ドルを上回る。レボリュートは欧州のフィンテック企業のトップ集団の一角にがっちりと食い込んだ形だ。
レボリュートは2015年にニコライ・ストロンスキー氏が設立し、最高経営責任者(CEO)に就任した。世界各地に計4500万人の顧客を抱える。利益成長は速く、23年の税引き前利益は4億3800万ポンド(5億6436万ドル)に上り、過去最高益を記録した。
株式売り出しは今回で2回目。従業員持ち株の一部の換金化に伴うものだ。ベンチャーキャピタル(VC)のコーチューやD1キャピタル・パートナーズが新規に購入したほか、既存投資家の米ヘッジファンドのタイガー・グローバルも買い増した。初回売り出しの21年には時価総額が330億ドルとなっていた。
同社は24年7月、内部の財務管理システムや運用状況の審査を3年がかりで通過し、英国の銀行免許を取得したばかり。
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