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香港中銀が0.5%利下げ、FRBに追随 「域内経済に好影響」

ロイター / 2024年9月19日 12時8分

 9月19日、香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は、政策金利の基準金利を0.50%ポイント引き下げ5.25%とした。写真は香港ドル紙幣。シンガポールで2017年5月撮影(2024 ロイター/Thomas White)

[香港 19日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は19日、政策金利の基準金利を0.50%ポイント引き下げ5.25%とした。米連邦準備理事会(FRB)の決定に追随した。

FRBは17─18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き下げた。

香港は香港ドルを1米ドル=7.75ー7.85香港ドルの範囲に抑える「ドルペッグ制」を採用し、金融政策を米国に連動させている。

HKMAは、米利下げは香港の経済に好ましい影響を与え、金利を引き下げる余地を生み出すとの見解を示した。

ハワード・リーHKMA副長官は記者団に「香港の金融市場は引き続き円滑かつ秩序をもって機能している。香港ドルはペッグ圏内で推移しており、市場の流動性は安定している」とし、「利下げサイクルは始まったばかりで、金利は当面比較的高い水準にとどまるだろう。市民は不動産の購入や住宅ローン、その他の借り入れを決める際に金利リスクを注意深く評価し、管理し続ける必要がある」と述べた。

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