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AI安全利用で11月に国際会議、米政権が主導

ロイター / 2024年9月19日 12時37分

バイデン米政権は18日、人工知能(AI)の安全利用ルールなどについて議論する国際会議を11月20、21の両日に西部カリフォルニア州サンフランシスコで開催する計画だと発表した。レモンド商務長官とブリンケン国務長官が主催する。写真はスイス・ジュネーブで開催された国際電気通信連合(ITU)のAIサミットで5月に撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

David Shepardson

[ワシントン 18日 ロイター] - バイデン米政権は18日、人工知能(AI)の安全利用ルールなどについて議論する国際会議を11月20、21の両日に西部カリフォルニア州サンフランシスコで開催する計画だと発表した。レモンド商務長官とブリンケン国務長官が主催する。

レモンド長官は、会議の目的は「同盟国や志を同じくするパートナーとの緊密で思慮深い協調だ」と述べた。その上で「AIに関するルールは安全性やセキュリティー、信頼を基盤とするべきだと考えている」と会議の意義を強調した。

レモンド長官は5月のAIソウル・サミットの際、安全利用や革新性、包摂性を促進する各国組織などが結集した「AIセーフティ・インスティテュート国際ネットワーク」の発足を発表しており、今回は第1回会議となる。

同ネットワークには米国のほか、日本や韓国、シンガポール、オーストラリア、カナダ、欧州連合(EU)、英国、フランス、ケニアが参加している。

会議には各国の「AIセーフティー・インスティテュート」(AISI)や科学研究機関の専門家も参加する。優先作業分野について議論し、安全性を巡る世界的な協力と知識の共有を促進する見通しだ。

会議の旗振り役は米政権だが、AIを巡る規制議論は米国内で足踏み状態となっている。

商務省は先週、先端AIを開発する企業や個人、クラウドサービスのプロバイダーに対し、各自の技術が安全性を確保し確実にサイバー攻撃に耐えられるようにするため詳細な報告を義務付けることを提起した。しかし、この提起以前から議会ではAI関連の立法作業が行き詰まっている。

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