1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

再送-日経平均は続伸、FOMC通過後の円安を好感 3万7000円台回復

ロイター / 2024年9月19日 16時9分

 9月19日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比775円16銭高の3万7155円33銭と、続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比775円16銭高の3万7155円33銭と、続伸して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後にドル高/円安が進行し、幅広い業種で買いが先行した。日経平均は心理的節目の3万7000円を回復し、約2週間ぶりの高水準となった。

日経平均は578円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、前場終盤に1014円高の3万7394円52銭で高値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き下げたが、年内の利下げ見通しについては必ずしも急がない姿勢を示した。

前日の米国株式市場では主要3株価指数が小幅安となる一方、時間外取引では軒並み上昇。外為市場ではドル/円が一時143.95円付近まで上昇し、日本株の上昇に弾みをつけた。買い一巡後はドル高・円安に一服感がみられ、後場の日経平均は前場レンジ内でのもみ合いとなった。

あすは日銀の金融政策決定会合の結果公表を控えており、政策金利(無担保コール翌日物金利=短期金利)は0.25%で据え置きとなる見方が優勢となっている。市場では「植田和男日銀総裁の発言次第ではドル/円が再び円高に振れる可能性があるため、きょうの株高は一時的となるのではないか」(SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長)との声が聞かれる。日経平均は当面ボックス圏内での推移となりやすいという。

東証株価指数(TOPIX)は2.01%高の2616.87ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比2.01%高の1346.66ポイント。プライム市場の売買代金は4兆0594億7400万円だった。東証33業種では、全業種が上昇。海運、保険、輸送用機器、非鉄金属、サービスなどが値上がり率上位となった。

主力株では、トヨタ自動車が5%超高となったほか、指数寄与度の高いファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループも2%超高としっかり。リクルートホールディングス、フジクラ、メルカリも6%超高と大幅高だった。半面、三菱電機、富士フイルムホールディングスはさえなかった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.42%高の662.06ポイントと、大幅に続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1340銘柄(81%)、値下がりは257銘柄(15%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。

*写真を差し替え、再送します

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 37155.33 +775.16 36958.93 36,958.93─37,394.52

TOPIX 2616.87 +51.50 2600.90 2,600.90─2,631.88

プライム市場指数 1346.66 +26.54 1339.81 1,339.81─1,354.39

スタンダード市場指数 1230.59 +12.55 1224.98 1,224.98─1,232.75

グロース市場指数 844.24 +25.63 827.77 827.77─847.66

グロース250指数 662.06 +21.87 648.11 648.11─665.12

東証出来高(万株) 172591 東証売買代金(億円) 40594.74

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください