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FRB利下げ決定でインフレ再燃のリスク=元カンザスシティー連銀総裁

ロイター / 2024年9月20日 7時58分

9月19日、米カンザスシティー地区連銀のホーニグ元総裁は、FRBが政策金利を0.5%引き下げることを決めたのを受け、インフレが再燃するリスクが残されているとの見方を示した。写真はワシントンで2022年8月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

Mehnaz Yasmin

[19日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のホーニグ元総裁は19日、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を0.5%引き下げることを決めたのを受け、インフレが再燃するリスクが残されているとの見方を示した。

ホーニグ氏はロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムで「FRBはインフレを制御できていると賭けている」とした上で、「彼ら(FRB)は雇用維持に注意を払っており、それがインフレ再燃のリスクを高めている」と言及した。

FRBは18日、2020年3月以来、4年半ぶりとなる利下げを決定し、金融緩和局面に乗り出した。物価上昇率がFRB目標の2%に向かっているという「より大きな確信を得ている」とし、労働市場の健全性を維持することに重点を置くようになった。

ホーニグ氏は1991年から2011年までカンザスシティー連銀総裁を務めた。

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