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チリGDP、第3四半期は前期比0.7%増 プラスに転じる

ロイター / 2024年11月19日 9時56分

 チリ中央銀行が18日発表した2024年第3・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.7%増と、市場予想の0.6%増をやや上回った。2022年7月、チリ中央銀行前で撮影(2024年 ロイター/Ivan Alvarado)

[18日 ロイター] - チリ中央銀行が18日発表した2024年第3・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.7%増と、市場予想の0.6%増をやや上回った。

第2・四半期は0.7%減、第1・四半期は2.0%増だった。

前年同期比では2.3%増と、前期の1.6%から伸びが加速した。

中銀によると、前期比のGDPは製造業とサービス業の活動が、前年比は個人サービス、鉱業、輸送、製造業、商業部門が押し上げた。

チリ経済はコロナ禍後の急回復でインフレ圧力が生じ、中銀が利上げに着手した昨年は大きく落ち込んだが、回復しつつある。

トレーダー調査によると、中銀は12月の金融政策決定会合で政策金利を25ベーシスポイント引き下げて5.0%にすると予想されている。先月も同水準の利下げを行い、5.25%としていた。

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