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中国、核巡る緊張の緩和に重要な役割 仏大統領が習主席と会談

ロイター / 2024年11月20日 6時43分

中国の習近平国家主席(右)は19日、訪問先のブラジルでフランスのマクロン大統領(左)と会談し、フランスとの戦略的対話を深め、互恵的な協力を強化する意向を表明した。5月撮影(2024年 ロイター/Aurelien Morissard)

[リオデジャネイロ/北京 19日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は19日、ロシアが核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)を改定し、地政学的な緊張が高まる中、中国が核を巡るエスカレーション回避に重要な役割を果たせるとの考えを示した。

マクロン氏は訪問先のブラジルでこの日、中国の習近平国家主席と会談。ロシアのプーチン大統領にウクライナとの戦争終結に向け圧力をかけるよう習氏に要請したと明らかにした。

その上で、北朝鮮がロシアに兵士を派遣したことで、中国にとっても深刻度が増したと指摘。ロシアの核ドクトリン改定を受け、中国による緊張緩和の推進に期待を示した。

習氏はマクロン氏との会談で、戦略的対話を深め、互恵的な協力を強化する意向を表明。国営の中国中央テレビ(CCTV)によると「中国とフランスはいずれも独立し、成熟した責任ある大国で、両国の関係は戦略的にも世界的にも特別な意義を持つ」と述べた。

習氏は南米を歴訪中で、ペルーのリマで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席したほか、中国が出資した太平洋に面するチャンカイ港の開港式典にもオンラインで参加した。

19日に20カ国・地域(G20)首脳会議が終了した後、公式訪問先のブラジリアでルラ大統領と会談し、複数の協力協定に署名する。

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