日英伊、戦闘機開発の他国への拡大を協議 一段の協力強化も確認

イタリア、日本、英国の首脳らは、３カ国が共同開発する次期戦闘機の開発プログラム（グローバル戦闘航空プログラム、ＧＣＡＰ）を他国に拡大する可能性について協議した。７月撮影（２０２４年　ロイター/Toby Melville）

［ローマ　１９日　ロイター］ - イタリア、日本、英国の首脳らは、３カ国が共同開発する次期戦闘機の開発プログラム（グローバル戦闘航空プログラム、ＧＣＡＰ）を他国に拡大する可能性について協議した。イタリア首相府が１９日、明らかにした。

イタリアのメローニ首相は１９日、ブラジル南東部リオデジャネイロで開催されている２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議（サミット）の合間に、石破茂首相とスターマー英首相と会談。声明で「（日独）首脳は継続的な協力を一段と強化するという共通の意図を確認し、ＧＣＡＰを今後も迅速に前進させることの重要性について合意した」と述べた。

日英伊の３カ国は２０２２年１２月、次期戦闘機を共同開発することで合意している。