中国・インド高官、国境係争地の解決策模索で合意
ロイター / 2024年12月19日 11時18分
中国の王毅外相(写真)とインドのアジト・ドバル国家安全保障顧問は12月18日に北京で会談し、両国が領有権を巡って長年対立してきた国境地帯について互いに受け入れられる解決策を模索することで合意した。9月28日、ニューヨークの国連本部で撮影(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)
[北京 18日 ロイター] - 中国の王毅外相とインドのアジト・ドバル国家安全保障顧問は18日に北京で会談し、両国が領有権を巡って長年対立してきた国境地帯について互いに受け入れられる解決策を模索することで合意した。両国高官が国境問題に関して公式な会合を開いたのは約5年ぶり。
両国の国境地帯では2020年6月の軍事衝突で少なくとも20人のインド兵士と、4人の中国兵士が死亡していた。両国は今年10月、国境地帯での軍事的緊張を緩和させることで合意している。
中国外務省の声明によると、両国は双方にとって公平で受け入れ可能な解決策を模索していくことを再確認。両国はヒマラヤ西部の国境地帯の平和を維持するため、日常的な国境のコントロールと管理を強化することが必要との認識を強調した。
インド外務省の声明は両国が「現地の平和的状況を確実にする必要性を強調した」とし、「20年の出来事から得た教訓に基づいて双方は国境の平和と平穏を維持し、効果的な国境管理を進めるためのさまざまな方策について話し合った」と説明した。
インドと中国は過去4年間、国境線が明確に定まっていないインド北部ラダック地方に総勢数万人の兵士と軍事装備を配置してきた。
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