1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

アップル、メタのアクセス巡る要求批判 ユーザープライバシーに影響

ロイター / 2024年12月19日 12時40分

 米アップルは18日、メタ・プラットフォームズが同社のソフトウエアツールにアクセスするため複数の要求を提示していることについて、ユーザーのプライバシーやセキュリティーに影響を及ぼすと批判した。写真はアップルのロゴ。2022年8月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

Foo Yun Chee

[ブリュッセル 18日 ロイター] - 米アップルは18日、メタ・プラットフォームズが同社のソフトウエアツールにアクセスするため複数の要求を提示していることについて、ユーザーのプライバシーやセキュリティーに影響を及ぼすと批判した。

欧州連合(EU)が昨年施行した巨大IT(情報技術)企業を規制するデジタル市場法(DMA)下でアップルは、競合他社やアプリ開発者がアップル独自のサービスと相互運用できるようにしなければならない。違反した場合は年間売上高の最大10%の罰金が科される可能性がある。

アップルによると、メタはこれまでに15件の相互運用性の要求をしており、他のどの企業よりも多いという。

「多くの場合、メタは機能を変更しようと試みているが、それはユーザーのプライバシーとセキュリティーに関する懸念を引き起こすもので、同社のデバイス使用とは全く関係ないように思われる」と指摘した。

その上で、これらの要求を全て認めなければならないとしたら、メタはフェイスブックやインスタグラムなどでユーザーのデバイス上のメッセージやメールを全て読み、通話の発着信を確認し、使用している全アプリを追跡し、写真やカレンダーも閲覧し、パスワードの記録といったことも可能になる、と懸念を示した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください