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日経平均は反発、59円高 商いは連日の2兆円割れ

ロイター / 2020年8月19日 16時16分

 8月19日、東京株式市場で日経平均は反発。ソフトバンクグループが3%超高と反発し指数を押し上げた。都内で17日撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。ソフトバンクグループ<9984.T>が3%超高と反発し指数を押し上げた。ただ、朝方に発表された機械受注統計が事前予想を下回ったことや、円高に対する警戒感が引き続き強いことで全体的には見送りムードが強く、上値の重い展開となった。

東証1部の売買代金は1兆6966億0500万円と連日の2兆円割れ。マザーズ指数は連日の年初来高値を更新した。

内閣府が発表した6月機械受注統計によると、船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比7.6%減とロイターの事前予測調査の前月比2.0%増を下回った。

外為市場でドル/円は朝方105円台前半となっていたが、その後105円台半ばまで上昇。ただ、円高に対する警戒感は依然として強く、輸出関連株は上値の重い銘柄が目立った。

日経平均は前営業日比53円15銭安の2万2997円93銭で続落スタート。その後は円高が一服したことを受けプラス圏に浮上、一時前営業日比98円77銭の2万3149円85銭で高値を付けた。ただ、その後は上値の重さが意識され、2万3100円近辺での一進一退となった。

TOPIXは続伸。東証33業種では、不動産業、その他金融業、空運業などの22業種が値上がり。パルプ・紙、精密機器、電気機器などの11業種は値下がりした。マザーズ指数は5日続伸となり、連日の年初来高値を更新した。

市場では「機械受注の低調な数字が嫌気され、機械セクターが全体的に軟調となった。ただ、機械株は相当先取りして上昇してきた側面もある。今回の機械受注でいったん調整が入ったようだ」(国内証券)との声が出ていた。マザーズ指数ついて「個人投資家を中心に、小型株で成長性のある銘柄へ資金がシフトしている。マザーズの年初来高値更新は、ある意味日本株全般の上値の重たさを示唆している」(同)という。

個別では、任天堂<7974.T>が連日の年初来高値更新。ソフトバンクグループ<9984.T>は反発し3.28%高となった。半面、予想を下回った機械受注を受け、ファナック<6954.T>など設備投資関連株に売りが出た。

東証1部の騰落数は、値上がり1115銘柄に対し、値下がりが954銘柄、変わらずが104銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23110.61 +59.53

寄り付き    22997.93

安値/高値   22,953.60─23,149.85

TOPIX<.TOPX>

終値       1613.73 +2.88

寄り付き     1604.98

安値/高値    1,603.01─1,616.15

東証出来高(万株) 91533

東証売買代金(億円) 16966.05

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