昭和電工、中鋼集団四川炭素有限公司の持分取得について

JCN Newswire / 2012年4月13日 13時53分

Tokyo, Apr 13, 2012 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、中国の黒鉛電極の一貫製造会社である中鋼集団四川炭素有限公司(以下、四川炭素)の持分67%を四川炭素の親会社である中国中鋼集団公司より取得することで合意し、このたび関連契約書に調印しました。今後当社は、関係政府機関の批准を経て、四川炭素を当社の子会社とします。子会社化後、当社技術を導入することにより四川炭素の黒鉛電極の品質を高め、中国およびアジアにおける当社黒鉛電極事業のさらなる拡大を図ります。また、今後の需要伸長に応じて四川炭素の生産能力増強も随時進めていく方針です。

四川炭素の生産能力は2万2000トン/年であり、現在、生産された黒鉛電極は中国市場に販売されています。当社の黒鉛電極の生産能力は大町事業所(長野県、生産能力6万トン/年)および昭和電工カーボン(米国サウスカロライナ州、生産能力4万5000トン/年)の日米2拠点で10万5000トン/年ですが、今回、四川炭素の2万2000トン/年が加わることにより当社のグローバルでの生産能力は12万7000トン/年となります。また当社は現在、昭和電工カーボンの設備増強を進めており、工事完了後の2014年に当社の黒鉛電極生産能力は日米中3拠点で15万7000トン/年に拡大いたします。これまで当社は主に日米の2拠点から日・米・EUの先進市場向けに高品位黒鉛電極を供給してまいりましたが、四川炭素の子会社化により中国およびアジアを中心とする成長が著しい新興市場に向けたボリュームゾーン製品の開発および販売の強化を図り、先端市場から成長市場までをカバーする世界有数の黒鉛電極サプライヤーとしての地位を確固たるものとします。

黒鉛電極は鉄スクラップのリサイクルにより生産される電炉鋼の製造工程において不可欠の消耗材料であり、電炉鋼生産の増加にともない需要の拡大が見込まれています。電炉鋼は、省資源性や低CO2排出量など環境負荷が低いという特長を持ち、加えて世界最大の鉄鋼生産国である中国などの新興地域において、今後、自動車の普及や都市化の進展にともない鉄スクラップの発生が拡大することが必至であることから、今後も生産の拡大が続くものと予想されています。

当社は現在推進中の中期経営計画“PEGASUS(ペガサス)”において、「エネルギー・環境」、「情報・電子」を事業ドメインとして規定し、豊かさと持続性が調和する社会の創造に貢献することを目標に事業を推進しています。“限りある資源のリサイクル”や“地球温暖化進行の抑止”など地球環境の持続性に資する材料である黒鉛電極を、当社はPEGASUSにおいてHD事業と並ぶ主力事業と位置付け強化しています。当社は今後とも世界トップレベルの技術力をベースに、製品のさらなる高度化や新たな市場の開拓などにより新たな付加価値を創出し事業拡大を図ってまいります。

【中鋼集団四川炭素有限公司の概要】
社名: 中鋼集団四川炭素有限公司
所在地: 中国四川省広元市
設立: 2007年
事業内容: 黒鉛電極の製造・販売
資本金: 1億2600万人民元
株主: 中国中鋼集団公司 100%
*持分譲渡後(予定)
昭和電工株式会社 67%
中国中鋼集団公司 30%
東海貿易株式会社 3%
従業員: 約400人

【中国中鋼集団公司の概要】
社名: 中国中鋼集団公司
所在地: 中国北京市
事業内容:
冶金鉱物資源の開発及び加工
冶金原料・製品の貿易及び物流
エンジニアリングサービスおよび設備製造
鉄鋼業関連企業に対する総合支援 等
資本金: 36億5718万7742人民元(2011年4月)
売上高: 1845億6624万人民元(2010年)

昭和電工株式会社

詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。



Source: 昭和電工株式会社

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