日立、顧客需要の変動に対してグローバルで需給調整が可能となるクラウドサービス「サプライチェーンプランニングサービスSCPLAN」を提供開始

JCN Newswire / 2012年4月17日 13時42分

Tokyo, Apr 17, 2012 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長: 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、サプライチェーンマネジメント(以下、SCM)*1の実現や最適化を支援するソフトウェア「SCPLAN」(エスシープラン)のラインアップにクラウドコンピューティング(SaaS)の形態で提供するサービスを追加しました。本サービスは、日本語・英語・中国語に標準で対応し、国内はもちろん海外の拠点でも、同じデータを活用し、顧客需要の変動に応じてグローバルで需給調整が容易に行えるサービスで、4月19日から製造・流通業向けに提供を開始します。

本サービスは、日立の生産計画/調達計画分析・シミュレーションノウハウをもとに1999年から販売を開始し、国内外で既に140サイト以上の導入実績があるソフトウェア「SCPLAN」をクラウドサービス化したものです。SaaSの形態としたことで、国内外の拠点でWebブラウザで操作できるようになりました。

なお、本サービスは、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインアップで、国内最大規模の企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」のSaaS事業支援サービスを、本サービスの提供基盤システムとして利用しています。日立のクラウドサービスの提供拠点であるHarmonious Cloud センタで運用を行っているため、「TWX-21」で提供する高いセキュリティレベルや高信頼な運用などのサービスレベルを実現しています。

低価格化・短納期化が求められる時代、特にグローバルで事業を展開している企業の生産管理においては、状況の変化へのわずかな遅れが結果として大きな損失を招きます。

今回提供を開始する本サービスは、クラウドサービス(SaaS)であるため、国内はもちろん海外展開している拠点からでも、サプライチェーンに関する各種業務をWebブラウザだけで利用できます。なお、今回の開発にあたり、中国をはじめ、グローバルに進出する製造業のTWX-21会員のニーズ調査により得たユーザー企業の声を反映しました。具体的には、本サービスでシミュレーションした計画結果をもとに、「TWX-21」で提供する需給調整支援サービスといったほかのアプリケーションとのデータ連携を容易にしました。

SaaSの形態であるため、グローバルでの導入が容易であり、かつ、SCPLANをベースとしているため、SCPLANと同様に、日次の計画立案を、高速シミュレーションでリアルタイムに確認できるほか、正確な需給の状況把握や生産計画における意思決定を支援し、計画サイクルやリードタイムの短縮などが図れるため、より需要変動への対応を強化できます。さらに、日本型の生産方式や商習慣に即した計画調整機能など各種機能により柔軟な調整を可能にして、最大の価値を生むサプライチェーンの構築を支援します。

今後日立は、本サービスを、販売・製造・調達のサプライチェーンをグローバルに展開する製造・流通業に向けて拡販を開始し、順次、適用業種・業務を拡大しながら、3年間(累計)で、50サイトの導入をめざします。

また、引き続き、業務システムクラウドの試行・評価を通して有効性のあるサービスをリリースし、グローバルに進出する企業を支援する製造・流通業向けマーケットプレースを拡充していきます。

「サプライチェーンプランニングサービス SCPLAN」の特長

(1) グローバルでの情報共有

日本語・英語・中国語の画面インタフェースを利用ユーザー毎に選択利用でき、国内や海外などの分散した環境で運営されている各種業務をWebブラウザだけで情報共有が可能です。また、製品別、計画ロット別、原材料別、工程別など、さまざまな観点から問題点を端末画面上にビジュアル化します。これにより、問題発生個所だけでなく、その原因にまで遡ることができるため、正確な状況把握を支援します。

(2) 「TWX-21」とのデータ連携

「サプライチェーンプランニングサービス SCPLAN」と「TWX-21」においてサービス間のデータ連携が容易なため、例えば、「サプライチェーンプランニングサービス SCPLAN」でシミュレーションした計画結果をもとに、「TWX-21」の 需給調整支援サービスへデータ連携することができます。これにより、取引先へのフォーキャスト(連絡通知)や納期調整依頼などの情報をリアルタイムに開示し、企業間に跨るサプライチェーンの最適化を支援します。

(3) 業務に即したシミュレーションモデル

生産や物流のリードタイムを考慮する日立独自のBOP(Bill of Process)アーキテクチャにより、海外工場や外注を含め複数拠点にある工程を経由して生産する生産モデルや同じ製品、半製品を複数拠点で生産する生産モデルの定義など拠点のロケーションを考慮した計画立案を行えます。また、複数社購買、部品支給などを考慮でき、各種ロットまとめや設計変更を基本機能として装備します。これにより、実際の業務に即したシミュレーションモデルが可能です。

(4) 高速の計算エンジンによるリアルタイムシミュレーション

需要変動や原材料の入庫予定、設備稼働状況など、さまざまな変化がもたらす影響をシミュレーションで確認できます。これにより、問題点に対しては調整・対策立案支援機能を使うことで迅速なアクションを支援するとともに、受注機会損失や余剰在庫などを未然に防ぐための先手管理を実現します。

また、日立独自開発の高速エンジンをクラウド環境にある高スペックマシン上で動作させるため、高速シミュレーションを低コストで実現できます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/04/0417.html

価格および提供開始時期

サービス名:サプライチェーンプランニングサービスSCPLAN*2
月額価格: 52.5万円~(税抜 : 50万円~)
提供開始時期: 2012年4月19日

「サプライチェーンプランニングサービス SCPLAN」について
www.twx-21.hitachi.ne.jp/contents/partners/SCPLAN/index.html

企業間ビジネスメディアサービス 「TWX-21」

「TWX-21」は1997年にサービス開始し、現在では、約400業種、約43,500社(20か国地域)に利用されている国内最大級の企業間商取引基盤です。「TWX-21」の基盤を活用し、複数の企業間活動にかかわる設計・製造管理や受注管理など企業の業務システムを支援するクラウドサービスとして、各種業種、業態別に提供するアプリケーションサービスの拡充を図っています。

また、サービス開始以来、ユーザー企業のニーズをいち早く把握するため、「グローバルヘルプデスク」および「ユーザー連絡会」を設置し、利用ユーザーが安心して使い続けられるサービスの環境を提案しています。今後も、「TWX-21」上で実現するさまざまなアプリケーションサービスの開発とさらなるメニューの拡充を図っていきます。

企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」について
http://www.twx-21.hitachi.ne.jp/

クラウドEXPO出展について

5/9(水)~5/11(金)に東京ビッグサイトにて開催される「クラウドEXPO」の日立ブースにおいて、今回提供を開始する「サプライチェーンプランニングサービス SCPLAN」および企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」を展示し、「クラウドで実現するグローバルソリューション」として紹介します。

第3回クラウドコンピューティングEXPO出展紹介ページ
www.cloud-japan.jp/CLOUDJAPAN/About-CLOUDJAPAN/

*1 SCM(Supply Chain Management): 調達、製造、物流、販売、サービスのプロセスにおける情報の流れを整理統合し、サプライチェーン全体で共有することで、サプライチェーン全体の効率化に向けたしくみのこと。
*2 Webブラウザ: Microsoft Internet Explorer 7/8/9、Firefox 3.x

株式会社 日立製作所

詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。



Source: 株式会社 日立製作所

Contact:

株式会社日立製作所 情報・通信システム社
産業・流通システム事業部
産業第二システム本部 第六システム部 第5G
[担当 : 宇於崎(うおざき)]
TEL: 03-5471-2066 (ダイヤルイン)
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