三菱重工、クルーズ客船の改装・修繕事業を強化、アジアクルーズ市場の拡大に対応

JCN Newswire / 2012年12月12日 18時7分

「にっぽん丸」と「ふじ丸」の工事を受注

Tokyo, Dec 12, 2012 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、クルーズ客船の改装・修繕事業を強化する。近年のアジアクルーズ市場の拡大に伴い、国内外の各クルーズ会社間における差別化や顧客ニーズ対応の重要度が従来以上に高まるなか、商船三井客船株式会社(東京都港区)、日本チャータークルーズ株式会社(東京都港区)から「にっぽん丸」および「ふじ丸」の改装・修繕工事を受注した。当社横浜製作所(横浜市中区)で、12月中旬から2013年1月末にかけて実施する。

両船の工事は、船舶の安全性確保と乗客の快適性向上をはかるための中長期的な保船計画に沿って、2010年に「にっぽん丸」の大改装を行った当社横浜製作所にて行われるもの。「ふじ丸」は12月14~26日、「にっぽん丸」は1月15~27日の工事を予定。今回「にっぽん丸」では通常の法定検査に加え、客室へのLED照明導入や最新の調理施設への更新などの省エネ化および顧客サービス向上のための工事が行われる。

2隻とも当社神戸造船所の建造船。「ふじ丸」は1989年に就航し、戦後の日本で初めて建造されたクルーズ客船。長さ167m、幅24m、総トン数2万3,235トンで、163の客室を持つ。最終改装は2005年。「にっぽん丸」(3代目)は1990年に就航し、長さ166.65m、幅24m、総トン数2万2,472トン、客室数202室。

当社には、船舶改修専門拠点として国内で唯一欧米のクルーズ客船の修繕・改装工事実績を持つ横浜製作所のほかに、同じく国内で唯一となる海外クルーズ会社向けの客船建造実績を持つ長崎造船所(長崎市)があり、両拠点の人員、設備、蓄積技術を有効活用することにより、クルーズ客船の改装・修繕分野でも、競争優位の体制を築いていく。

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