エーザイ、第49回米国臨床腫瘍学会年次総会において転移性乳がん患者様のQOLに関する「ハラヴェン(R)」(エリブリン)とカペシタビンとの比較検討結果を発表

JCN Newswire / 2013年6月3日 17時53分

Tokyo, June 3, 2013 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、第49 回米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)年次総会において、アントラサイクリン系およびタキサン系抗がん剤による前治療歴を有する転移性乳がん患者様を対象とした臨床第III相試験(301 試験)の解析から、「ハラヴェン(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩、以下「エリブリン」)がカペシタビンに比べて、全般的QOL(Global Health Status and Quality of Life: GHS/QOL)スコアを有意に改善することを示した結果を発表しましたので、お知らせします。

今回の発表は、301 試験に参加した患者様の症状、機能、および全般的な健康状態に関わるQOL関連質問に対する回答を解析した結果に基づいています。結果として、全般的なQOL を示すGHS/QOL スコアでは、治療期間を通じてエリブリンがカペシタビンに対して有意な改善を示しました(p=0.048)。加えて、エリブリンが有意に優れた項目は、認知機能(p<0.001)、悪心・嘔吐(p=0.043)および下痢(p=0.001)でした。一方で、カペシタビンが有意に優れた項目は、情緒機能(p=0.033)、全身性に認められる副作用の症状(p<0.001)および脱毛による動揺(p=0.023)でした。

がんとその治療は、家庭生活あるいは家庭内での役割、仕事での能力発揮、一般的な社会活動への参加を困難にするなど、患者様のQOL に大きな影響を及ぼします。転移性乳がん患者様に対する新規治療法の開発では、最良のQOL を保ちながらできる限りの延命効果をめざすことを、主たる目標の一つにしています。QOL の適切な管理により、抗がん剤治療を継続することで、患者様に対する最大のベネフィットの提供が可能になります。

本試験を通じて集積されたQOL に関するデータは、乳がん患者様が各治療法を受けるにあたり、QOL の観点でどのような影響を受けるかを示したものであり、患者様に対する適切な治療法の決定を支援する情報になることを期待しています。当社はエリブリンのさらなるエビデンスの創出に邁進し、本剤の製品価値最大化を通じて、がん患者様とそのご家族、さらには医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上により一層貢献してまいります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.eisai.co.jp/news/news201334.html

エーザイ株式会社

エーザイ株式会社は、研究開発型のヒューマン・ヘルスケア(hhc)企業で、グローバルに研究・製品の開発・販売活動を行っている。エーザイは、神経・精神領域を含むインテグレーティブ・ニューロサイエンス、がん治療と支持療法を含むインテグレーティブ・オンコロジー、血管・免疫反応領域の3つの治療領域に活動を集中し、世界各地にある研究、生産、販売拠点を通じて、世界の患者様に貢献している。エーザイ株式会社の詳細情報は www.eisai.co.jp をご覧ください。



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