日立、インドの金融機関向け決済サービス提供会社を買収

JCN Newswire / 2013年11月26日 16時28分

ITサービス事業のグローバル展開を加速

Tokyo, Nov 26, 2013 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、インド共和国(以下、インド)において、金融機関向けにATMやPOSシステムを用いて決済サービスを提供する大手企業である、Prizm Payment Services Pvt Ltd.(マネージングディレクター: Loney Antony(ロニー・アントニー)/以下、プリズムペイメントサービス社)を買収することを決定し、Winvest Holdings (India) Private Limited(ウィンベストホールディングス)*1、Sequoia Capital(セコイアキャピタル)、Axis Bank(アクシスバンク)をはじめとするプリズムペイメントサービス社の全株主との間で、同社の発行済み全株式に関する株式譲渡契約を締結しました。

日立とプリズムペイメントサービス社は、今後、本契約に基づき、2014年2月中を目処とする買収完了に向けた手続きを進めます。

日立は、インドをグローバル戦略上の重要地域と位置付け、日立グループで推進する社会イノベーション事業の展開を加速しており、インドにおける売上高を2015年度までに2011年度比約3倍の3,000億円へと拡大することをめざしています。また、社会イノベーション事業の中核となる情報・通信システム事業においても、「グローバル事業の拡大」と「サービス事業の強化」を、成長力を備えた事業ポートフォリオの変革を進める上での成長戦略として掲げています。

インドでは、経済の拡大に伴い、2013年から2017年にかけて5年間連続でIT投資成長率が10%*2を超えると予想されるなど、IT市場の急激な成長が見込まれています。金融機関においても、モバイル端末を活用した決済など、さまざまなサービスを強化する取り組みが進んでおり、これに伴い、現時点では普及率の低いATMやPOSの設置数が拡大しています。特にATMは、2012年の10万台規模から、4年後には約3倍に増加すると予測されています。インドでのATMの運用については、金融分野の自由化に伴い、金融機関ではないサービス提供会社が、ATMを保有し、現金警送*3の管理やATMの監視・保守などの運用サービスまで含む包括的なサービスを金融機関向けに提供するATMアウトソーシング事業が拡大し、主流となることが見込まれています。

日立は、2012年5月、マレーシア、シンガポールの大手銀行を中心にインターネット・モバイルバンキングシステム、融資管理システムなどで多くの実績を有するマレーシアの金融ITソリューション企業eBworxを買収し、日立eBworx社としてASEAN・中国における金融チャネルソリューション事業を拡大しているなど、グローバルにおけるさまざまなITサービス事業を強化しています。今回、日本市場でトップシェアを有するATMを含む、金融機関向けITサービス事業のグローバル展開を加速することなどを目的として、インドの金融機関向け決済サービス大手、プリズムペイメントサービス社を買収することを決定しました。

日立は、今後、ウィンベストホールディングスをはじめとするプリズムペイメントサービス社の全株主と締結した株式譲渡契約に基づき、2014年2月中を目処とする買収完了に向けた手続きを進めます。

そして、プリズムペイメントサービス社が有する大手金融機関などの強固な顧客基盤のほか、金融機関向け決済システムや現金運用管理システムなどのノウハウを活用することで、インドを起点としたITサービス事業のグローバル展開を強化していきます。

株式会社日立製作所 執行役社長 中西 宏明のコメント

「日立グループで推進する社会イノベーション事業の展開を加速するため、今回、プリズムペイメントサービス社に買収を提案し、友好的に株式譲渡契約を締結できたことを大変喜ばしく思います。日立は、特に経済成長が著しいアジア地域におけるITサービス事業の強化を図っています。今回、プリズムペイメントサービス社を日立グループの一員として迎えることにより、同社が有する、インドにおける強い顧客基盤と決済サービスなどのノウハウと日立のITを組み合わせた新しい価値を創出し、インドおよびグローバルにおける日立グループのITサービス事業を拡大していきます。」

プリズムペイメントサービス社マネージングディレクターLoney Antonyのコメント

「プリズムペイメントサービス社のインドにおける強固な顧客基盤やノウハウに、日立グループの、日本およびグローバルにおける金融機関向けITサービスのノウハウや紙幣還流式ATMをはじめとした高い技術力とを組み合わせてシナジーを発揮していけることを、期待しています。さらに、日立グループの一員となることによって、インドだけでなく世界中に優れたサービスを提供できる機会が広がること、そして、従業員やマネジメントチームにとっても大きな成長のきっかけとなることを、大変光栄に感じています。」

プリズムペイメントサービス社について

商号: Prizm Payment Services Pvt Ltd.
設立年月日: 2008年3月31日
本社所在地: Level-3, Silicon Towers, # 23/1, Velachery Tambaram Main Road,
Chennai - 600 100., India
URL: http://www.prizmpayments.com
代表者: マネージングディレクター:Loney Antony(ロニー・アントニー)
売上高: 約50億ルピー(約80億円) (2013年3月末日現在)
従業員数: 約1,100名 (2013年3月末日現在)
株主: Winvest Holdings (India) Private Limited、Sequoia Capital、Axis Bankほか
事業内容: ATMアウトソーシング事業、POSによる決済システム事業など

株式会社日立製作所について

商号: 株式会社日立製作所
設立年月日: 1920年2月1日
本社所在地: 〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
URL: http://www.hitachi.co.jp
代表者: 執行役社長 中西 宏明
資本金: 458,790百万円(2013年3月末日現在)
連結従業員数: 326,240名(2013年3月末日現在)
事業内容: 情報・通信システム、電力システム、社会・産業システム、電子装置・システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステム、デジタルメディア・民生機器、その他(物流・サービス他)、金融サービスの10セグメントにわたる、製品の開発、生産、販売、サービス

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2013/11/1126c.html

*1 Winvest Holdings (India) Private Limited: プリズムペイメントサービス社の創業者が運営する投資会社
*2 出典: IDC, 2013年10月「Worldwide Black Book Query Tool Version3, 2013」
*3 現金警送:現金の輸送から詰め替え(回収、補充など)を含む一連の業務を示す

株式会社 日立製作所

詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。



Source: 株式会社 日立製作所

Copyright 2013 JCN Newswire. All rights reserved.

jcn

トピックスRSS

ランキング