日立、損保ジャパンの仮想デスクトップ環境にシンクライアントシステムを導入

JCN Newswire / 2013年12月10日 16時35分

2014年度には、国内金融機関最大規模の約38,000ユーザー(仮想アプリケーション環境を含む)まで拡張予定

Tokyo, Dec 10, 2013 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)のシンクライアントシステムが、株式会社損害保険ジャパン(社長:櫻田 謙悟/以下、損保ジャパン)の本社・営業店の約15,000ユーザーが利用する大規模な仮想デスクトップ環境に採用され、このたび、本格的に稼働を開始しました。

損保ジャパンは、「お客さま評価日本一/No.1」を最重要の戦略目標とし、業界最高水準のサービス品質をめざしています。今回、従来のハードディスク付きクライアントPCからシンクライアント端末を活用する本システムに移行することで、ITガバナンスを強化したほか、契約者情報の漏えい防止などセキュリティの向上とワークスタイルの変革を推進することで営業担当者の外出先での機動力を強化し、顧客対応力の向上を図りました。また、関東と関西の両データセンターへ営業店で利用するデスクトップ環境を集約することにより、災害発生時でもどちらかのセンターで稼働させることで事業継続性を強化し、万一の際の顧客対応力の向上を図りました。

なお、2014年9月に関係当局の認可などを前提に予定している日本興亜損害保険株式会社(社長:二宮 ]雅也)との合併による新会社のITインフラとして、今後、同社の本社・営業店システムのPC約10,000台にも本システムを導入予定です。さらに、新会社の損害調査PC約13,000台にも仮想アプリケーション環境を導入し、最大で約38,000ユーザーまで拡張予定です。

今回稼働したシステムには、シンクライアント端末に日立のモバイル型シンクライアント15,000台、デスクトップ環境を集約したセンター側にブレードサーバ400台、ストレージ装置など、日立のプラットフォーム製品が採用されています。

日立は、日立グループ内約8万ユーザーのデスクトップ仮想化システムの構築・運用など、これまで培ってきた多くの実績に、今回の大規模システム構築によるノウハウを加え、情報漏えいの防止とワークスタイル改革、ならびにITリソースの最適化を実現するシンクライアントシステムおよびデスクトップ仮想化を活用したソリューションを、今後も積極的に拡販していきます。

今回導入したシステムによる効果

1. セキュリティの向上とワークスタイル変革実現

仮想デスクトップの採用により、全ユーザーに統一したクライアント環境を提供しています。本システムは、契約者情報などを端末側に保管しない仕組みのため、情報漏えいリスクを低減することができます。端末にはモバイル型シンクライアントを採用しているため、全国の営業担当者などは、外出先や自宅、移動時など、時間や場所に縛られずにセキュアな環境での業務が可能となるなど、ワークスタイルの変革につながります。本システムを活用することで、営業活動などの業務の機動力が向上し、顧客対応力の向上に貢献しています。

2.事業継続性の強化

損保ジャパンでは、万が一、大規模な自然災害などが発生した場合でも、顧客への保険金支払いなどの重要業務・サービス提供を継続し、平時の業務態勢への早期復旧を実現できるよう、業務継続計画(BCP: Business Continuity Plan)を制定し、業務継続体制(BCM: Business Continuity Management)を構築しています。その方針に従い、関東と関西の両データセンターに、全ユーザーの同時利用に耐えうるキャパシティを持ったシステムを構築しました。また、被災地区の営業拠点での業務継続が困難な場合には、被災していない周辺地区の営業拠点にて代替対応をしますが、今回、デスクトップ環境がデータセンターに集約されたことで、別の拠点での業務継続が、よりスムーズに実施できます。さらに、大規模な感染症の流行(パンデミック)時においても、モバイル型シンクライアントを活用した在宅勤務などにより業務の継続が可能です。

3. 運用・保守の負荷の軽減

デスクトップ環境がデータセンターに集約されているため、各営業店で利用する端末のソフトウェア管理やセキュリティ・パッチの更新なども、データセンターで一括処理できるなど、運用に関する負担を軽減しています。また、シンクライアント端末は、一般的なPCと比較してHDDなどの駆動部分が少ないことから端末自体の故障率が低いため、各拠点における端末の交換といった保守負荷も軽減できます。

今回稼働したシステムの構成と特長

シンクライアント端末は、見やすい13.3型ワイド液晶画面で薄型かつ長時間駆動と、モバイルワークに必要な使いやすさと携帯性を兼ね備えたモバイル型シンクライアント「FLORA Se210 RK3」が15,000台採用されました。デスクトップ環境を集約したデータセンター側には、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のブレードサーバ「BS320」400台のほか、仮想ファイルプラットフォーム「Hitachi Virtual File Platform」(以下、「VFP」)10台、「Hitachi Adaptable Modular Storage 2500」(以下、「AMS2500」) 1PB(ペタバイト)を採用しており、AMS2500の容量仮想化機能を活用し、ユーザーが利用可能なディスク容量を仮想的に2.5倍に拡大するなど、周辺システムを含め効率的なシステム統合を実現しています。

また、仮想デスクトップ環境の構築にはCitrixR XenAppRを、CitrixR XenAppRを稼働させるサーバ仮想化環境にはMicrosoftR Windows ServerR 2008 Hyper-VRを適用し、統合システム運用管理「JP1」で運用を管理しています。

さらに、両データセンター間でVFPのデータ同期機能を利用したユーザーデータの同期処理を実施し、災害時においても、センターを切り替えて業務継続を可能としています。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2013/12/1210.html

株式会社 日立製作所

詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。



Source: 株式会社 日立製作所

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株式会社日立製作所
情報・通信システム社 金融システム営業統括本部 [担当: 小清水]
金融ソリューション お問い合わせ先
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