ソニー、最大99%の再生材使用率と高い耐久性・耐熱性を実現した難燃性再生プラスチックSORPLASの外販を開始

JCN Newswire / 2014年8月4日 14時38分

資源の再利用の促進により、環境負荷の低減に貢献

Tokyo, Aug 4, 2014 - (JCN Newswire) - ソニーは、2014年10月上旬より難燃性再生プラスチックSORPLAS(TM)(Sustainable Oriented Recycled Plastic:ソープラス)のソニーグループ外への販売を開始し、国内外の家電などの製造事業者に向けて幅広く提供していきます。

SORPLASは、廃棄されたDVDなどの光ディスクや液晶テレビに使用される光学シート(光学拡散板)などから再生したポリカーボネイト樹脂に、ソニー独自の硫黄系難燃剤を加えることで、最大99%※1の再生材使用率と高い耐久性・耐熱性を実現した難燃性再生プラスチックです。ソニーはSORPLASを2011年に実用化し、液晶テレビ ブラビア(TM)をはじめとしたさまざまな自社製品に採用してきましたが、これを社外にも広く提供することで資源の再利用を促進し、社会での環境負荷低減への貢献を目指します。

従来、製造事業所などで排出される廃ポリカーボネイト樹脂は、家電製品に求められる難燃性や強度を満たすために、新しいポリカーボネイト樹脂や難燃剤を多量に添加し、再利用していました。(一般的に、従来の難燃性再生ポリカーボネイト樹脂には、約55%の新しいポリカーボネイト樹脂と、約15%の難燃剤を添加※2)。SORPLASは、ソニー独自の硫黄系難燃剤により、総重量比1%未満という極微量(従来比※3 10分の1未満)の添加量で、従来の難燃剤と同等の難燃効果が得られるため、ポリカーボネイト樹脂の特性を維持することができます。これにより、高い再生材使用率と、従来の難燃性ポリカーボネイト樹脂を上回る耐久性・耐熱性を実現し、リサイクルを繰り返しても、また厳しい環境下で使用しても特性を維持することが可能です。さらに、新しいポリカーボネイト樹脂や難燃剤の添加量が少ないために、CO2発生量を大幅に抑えることができ、環境負荷の低減に貢献できます。

今回、さまざまな製品の要求特性に対応するために、複数の廃ポリカーボネイト樹脂や各種添加剤の混合比率を変えた、特性の異なる3つのラインアップを揃えました。

- 高流動性タイプ『SPL-EC30』: 流動性が高く、成形しやすい
- 高衝撃性タイプ『SPL-EC50』: 衝撃に強い
- 薄肉難燃タイプ『SPL-R20T』: 薄型でも燃えにくい

ソニーは、このSORPLASを、従来の難燃性ポリカーボネイト樹脂と同程度の価格でソニーグループ外にも広く販売することで、資源の再利用を促進し、社会における環境負荷低減への貢献を目指します。

● SORPLASの主な特長

1. 最大99%※1の再生材使用率を実現
独自の硫黄系難燃剤により、総重量比1%未満という極微量(従来比※3 10分の1未満)の添加量で、従来の難燃性再生ポリカーボネイト樹脂と同等の難燃性を実現しました。

2. 高い耐久性・耐熱性を実現
難燃剤の添加量が極微量のため樹脂本来の特性を維持することができ、新しい材料を使った一般的な難燃性ポリカーボネイト樹脂を上回る、高い耐久性と耐熱性(従来比※3 +42℃)を実現しました。

3. CO2発生量の抑制と、高いリサイクル性による環境負荷の低減
新しいポリカーボネイト樹脂の添加量が少ないために、CO2発生量を大幅に抑えることができるとともに、難燃剤が極微量であることから、リサイクルを繰り返しても特性を維持することが可能で、環境負荷の低減に貢献します。

型名: 高流動性タイプ『SPL-EC30』
用途例: TV用筺体/部品

型名: 高衝撃性タイプ『SPL-EC50』
用途例: カメラ用筺体/部品

型名: 薄肉難燃タイプ『SPL-R20T』
用途例: パソコン用筺体/部品

発売日: 10月上旬

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201408/14-073/

※1 再生材使用率は、用途に応じて異なります。
※2 2014年8月4日広報発表時点、ソニー調べ。
※3 一般的な難燃性ポリカーボネイト樹脂(リン系難燃剤含有)との比較。

ソニー

詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。



Source: ソニー

Copyright 2014 JCN Newswire. All rights reserved.

jcn

トピックスRSS

ランキング