【WBC】菅野がつなぐ!「球数気にしない。0に抑える。それだけ」

スポーツ報知 / 2017年3月21日 8時0分

米国戦に先発が予想される菅野は、完璧な投球を目指し気合のこもった表情でダッシュを繰り返した(カメラ・渡辺 了文)

 侍ジャパンの菅野智之投手(27)が19日(日本時間20日)、先発有力な準決勝・米国戦で、カブス・上原の金言を実践する考えを明かした。巨人の背番号19の先輩と18日のカブスとの強化試合の際に対面し、球数制限を意識するな、という趣旨のアドバイスをもらった。決勝Rは95球制限となるが「上原さんからも助言をいただいたのですが、意識せず0点に抑える。それだけが目標です」と決意を示した。

 1次は65球、2次Rは80球の制限で長いイニングを目指してきた。準決勝はトーナメントの大一番。「球数なんて気にしない。関係ないです」と言い切った。06年のWBC準決勝、韓国戦に先発し、7回を86球で無失点に抑えた先輩の言葉には重みがあった。先を見ず、救援陣を信じて目の前の打者に全力を注ぐ。

 米国はスタメンに年俸10億円以上の超一流が並ぶ。投げ合う相手も昨季の16勝右腕のロアークという強敵になりそうだ。菅野は「知っている名前しかいない」と警戒しながら「しっかり自分の力を出せればいい勝負ができると思うし、そう信じて自分の投球をしたい」と強い気持ちで立ち向かう。

 準決勝は米国のホーム球場。「開催国ですし、盛り上がりもすごいと思う。この上ないシチュエーション」と覚悟はできている。1年目の13年日本シリーズでは、2勝3敗で迎えた崖っぷちの第6戦、敵地・仙台でシーズン無敗の田中に投げ勝った。米国戦は大一番の強さに期待がかかる。

 この日は、ドジャース戦が行われた球場のブルペンで千賀と並び投球練習。途中まで小林とコンビを組み、フォークも含めた全球種を確認して63球を投じた。「次の試合もストレートが軸になると思う。今までやってきたことを見つめ直してやるだけです」。上原先輩の言葉を胸に刻み、ドジャー・スタジアムのマウンドに立つ。(片岡 優帆)

hochi

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