海保入学生4割泳げず、プール温水化で冬も特訓

読売新聞 / 2017年6月19日 16時36分

 沖縄・尖閣諸島問題などへの対応のため、学生数を増やした海上保安官の養成機関・海上保安学校(京都府舞鶴市)で、「泳げない学生」が増えている。

 温水プールで冬場も授業を行う方針だが、学生増の影響はほかの訓練にも出始めており、同校は教育環境の充実を訴えている。

 同校の学生数は2006年度まで200人前後だったが、団塊世代の大量退職や、尖閣諸島問題などに対応するため、募集人員を増やし、07年度の入校者は408人、14年度には596人となった。

 学生の増加に伴い、同校を悩ませたのは、泳げない学生たちだ。同校では、年間116日の水泳授業を行い、夏には約5・5キロを泳ぐ遠泳訓練も実施し、一定の成績を取らなければ、卒業が認められない。しかし、まったく泳げないか、もしくはほとんど泳げない状態で入学する学生も増加。15年度は入校者約560人のうち約4割の230人が泳げなかったという。

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